特許
J-GLOBAL ID:201103009907607780

原子発振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 布施 行夫 ,  大渕 美千栄 ,  永田 美佐
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-258872
公開番号(公開出願番号):特開2011-108678
出願日: 2009年11月12日
公開日(公表日): 2011年06月02日
要約:
【課題】設計の自由度を向上させることにより比較的簡易な構成の原子発振器を提供すること。【解決手段】原子発振器1は、光源10、光検出手段30、制御手段40を含む。光源10は、中心周波数をf1として周波数がΔfずつ異なる複数の周波数成分を有する第1の光と、中心周波数をf2として周波数がΔfずつ異なる複数の周波数成分を有する第2の光と、を発生させる。光検出手段30は、アルカリ金属原子を透過した第1の光及び第2の光を含む光の強度を検出する。制御手段40は、光検出手段30の検出結果に基づいて、第1の光の所定の周波数成分と第2の光の所定の周波数成分の周波数差がアルカリ金属原子の2つの基底準位のエネルギー差に相当する周波数に等しくなるように制御する。第1の光の中心周波数f1と第2の光の中心周波数f2の周波数差は、アルカリ金属原子の2つの基底準位のエネルギー差に相当する周波数と異なる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
アルカリ金属原子に共鳴光対を照射することにより生じる電磁誘起透過現象を利用する原子発振器であって、 中心周波数をf1として周波数がΔfずつ異なる複数の周波数成分を有する第1の光と、中心周波数をf2として周波数がΔfずつ異なる複数の周波数成分を有する第2の光と、を発生させる光源と、 前記アルカリ金属原子を透過した前記第1の光及び前記第2の光を含む光の強度を検出する光検出手段と、 前記光検出手段の検出結果に基づいて、前記第1の光の所定の周波数成分と前記第2の光の所定の周波数成分の周波数差が前記アルカリ金属原子の2つの基底準位のエネルギー差に相当する周波数に等しくなるように制御する制御手段と、を含み、 前記第1の光の中心周波数f1と前記第2の光の中心周波数f2の周波数差は、前記アルカリ金属原子の2つの基底準位のエネルギー差に相当する周波数と異なる、原子発振器。
IPC (2件):
H01S 5/068 ,  H03L 7/26
FI (2件):
H01S5/0687 ,  H03L7/26
Fターム (13件):
5F173SE01 ,  5F173SF04 ,  5F173SF33 ,  5F173SF43 ,  5F173SF63 ,  5F173SG21 ,  5J106CC02 ,  5J106CC07 ,  5J106CC21 ,  5J106CC41 ,  5J106CC52 ,  5J106GG02 ,  5J106KK39
引用特許:
審査官引用 (5件)
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