特許
J-GLOBAL ID:201103013001683770

トナーの製造方法とそれにより得られるトナー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 舘野 千惠子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-181236
公開番号(公開出願番号):特開2011-033911
出願日: 2009年08月04日
公開日(公表日): 2011年02月17日
要約:
【課題】微小ドットの再現性及びクリーニング性に優れるトナーを効率よく製造することが可能なトナーの製造方法を提供する。【解決手段】活性水素基を有する化合物と該化合物の活性水素基と反応可能な官能基を有する重合体、着色剤、離型剤を含むトナー材料を有機溶媒中で溶解又は分散させ、第一の液を水系媒体中で乳化又は分散させて粘度が50mPa・秒以上800mPa・秒以下の第二の液を調製し、第二の液を減圧(70kPa以下)されている管の壁面に沿って下向きに流し、第二の液を管の壁面を介し加熱(母体粒子のガラス転移点以下に維持)して有機溶媒を揮発させ、揮発後のスラリー固形分(b)を15%以上50%以下とし、揮発前のスラリーの固形分(a)との濃縮比(b)/(a)を1.05以上2.00以下とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
母体粒子を有するトナーの製造方法であって、 少なくとも結着樹脂及び/又は結着樹脂前駆体、着色剤、離型剤を含むトナー材料を有機溶媒中で溶解又は分散させて第一の液を調製する工程と、 該第一の液を水系媒体中で乳化又は分散させて、ブルックフィールド粘度計を用いて測定される回転数60rpm、温度25°Cにおける粘度が50mPa・秒以上800mPa・秒以下である第二の液を調製する工程と、 該第二の液を70kPa以下に減圧されている管の壁面に沿って略鉛直下向きに液膜として流し、該液膜流とされた第二の液の温度を前記管の壁面を介して前記母体粒子のガラス転移点以下に維持しつつ加熱することにより、前記有機溶媒を揮発させる工程と、 を備え、 前記有機溶媒を揮発させる工程を少なくとも二段以上有し、 前記有機溶媒を揮発させた後のスラリーの固形分(b)を15%以上、50%以下とし、 前記有機溶媒を揮発させる前のスラリーの固形分(a)との濃縮比[(b)/(a)]を1.05以上、2.00以下とすることを特徴とする母体粒子を有するトナーの製造方法。
IPC (2件):
G03G 9/087 ,  G03G 9/08
FI (4件):
G03G9/08 381 ,  G03G9/08 365 ,  G03G9/08 368 ,  G03G9/08 331
Fターム (15件):
2H005AA01 ,  2H005AA06 ,  2H005AA15 ,  2H005AB03 ,  2H005CA08 ,  2H005CA13 ,  2H005CA14 ,  2H005CA15 ,  2H005CA28 ,  2H005CB07 ,  2H005EA03 ,  2H005EA05 ,  2H005EA06 ,  2H005EA07 ,  2H005EA10
引用特許:
審査官引用 (4件)
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