特許
J-GLOBAL ID:201103013410875290

廃熱回生システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  田口 雅啓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-075167
公開番号(公開出願番号):特開2011-208525
出願日: 2010年03月29日
公開日(公表日): 2011年10月20日
要約:
【課題】過冷却度が過大となるのを防止し、廃熱回生効率を維持することができる廃熱回生システムを提供する。【解決手段】廃熱回生システム100は、ポンプ111と、冷却水ボイラ112と、排気ガスボイラ113と、膨張機114と、コンデンサ115と、気液分離器116と、過冷却器117とを備える。流量調整弁119は、過冷却器117の上流側における作動流体の温度T1と下流側における作動流体の温度T2との温度差T1-T2に対応する圧力差P1-P2に基づいて、その開度を制御してバイパス流路118を流通する作動流体の量を調整することにより、温度差T1-T2を、所定以下に保つ。これにより、過冷却度αが過大となるのを防止し、ランキンサイクル装置の廃熱回生効率を維持することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
作動流体をポンプによって圧送し、圧送された前記作動流体を熱交換器によってエンジンの廃熱で加熱し、加熱された前記作動流体を膨張機で膨張させて機械的エネルギーを回収し、膨張後の前記作動流体をコンデンサによって凝縮させるランキンサイクル装置を有する廃熱回生システムにおいて、 前記コンデンサの下流側かつ前記ポンプの上流側に設けられると共に前記作動流体を過冷却する過冷却器と、 該過冷却器の少なくとも一部を迂回するバイパス流路と、 該バイパス流路を流通する前記作動流体の量を調整する開閉弁と、 該開閉弁の開度を制御する制御手段とを備え、 該制御手段は、前記過冷却器の上流側における前記作動流体の温度と下流側における前記作動流体の温度との温度差が大きくなるほど、前記開閉弁の開度を制御して前記バイパス流路を流通する前記作動流体の量を増加させる、廃熱回生システム。
IPC (7件):
F01K 9/00 ,  B60H 1/32 ,  F01K 23/06 ,  F01K 23/10 ,  F02G 5/02 ,  F02G 5/00 ,  F01N 5/02
FI (7件):
F01K9/00 A ,  B60H1/32 621Z ,  F01K23/06 P ,  F01K23/10 P ,  F02G5/02 B ,  F02G5/00 B ,  F01N5/02 F
Fターム (11件):
3G081BA02 ,  3G081BA20 ,  3G081BC04 ,  3G081BC07 ,  3G081DA01 ,  3L211BA32 ,  3L211DA27 ,  3L211DA48 ,  3L211EA50 ,  3L211FB06 ,  3L211GA26
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 廃熱利用装置を備える冷凍装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-150490   出願人:株式会社デンソー, 株式会社日本自動車部品総合研究所
  • 複合サイクル装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-048592   出願人:株式会社デンソー, 株式会社日本自動車部品総合研究所
  • 車両用冷凍回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-178165   出願人:株式会社豊田自動織機
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