特許
J-GLOBAL ID:201103014469663242

ジアルキルカーボネートとジオールを連続的に製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鳴井 義夫 ,  武井 英夫 ,  松井 佳章
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-553392
特許番号:特許第4565742号
出願日: 1999年06月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 環状カーボネートと脂肪族1価アルコールからジアルキルカーボネートとジオールを連続的に製造する方法であって、 式(A) 〔ただし、R1は置換されていないか又は炭素数1〜10のアルキル基及び炭素数6〜10のアリール基より成る群から選ばれる少なくとも1つの置換基によって置換されている2価基 -(CH2)m- (mは2〜6の整数)を表わす。〕 で表わされる環状カーボネートと、 式(B) R2OH (B) 〔ただし、R2は置換されていないか又は炭素数1〜10のアルキル基及び炭素数6〜10のアリール基より成る群から選ばれる少なくとも1つの置換基によって置換されている炭素数1〜12の1価の脂肪族炭化水素基を表わす。〕 で表わされる脂肪族1価アルコールとを、連続多段蒸留塔に連続的に供給し、該多段蒸留塔において、エステル交換反応触媒の存在下で、該環状カーボネートと該脂肪族1価アルコールとのエステル交換反応を、連続的に行なうことによりジアルキルカーボネートとジオールを生成し、その際、同時に、該生成ジアルキルカーボネートを含むガス状低沸点混合物を該多段蒸留塔の上部より連続的に抜き出し、一方該生成ジオールを含む液状高沸点混合物を該多段蒸留塔の下部より連続的に抜き出すことを包含し、 該エステル交換反応を、下記の要件(a)〜(c)を満たす条件下で行うことを特徴とする、ジアルキルカーボネートとジオールを連続的に製造する方法。 (a)該連続多段蒸留塔の塔底圧力が3.04×104Pa〜4.56×104Paあり、 (b)該連続多段蒸留塔の塔底温度が47.0°C〜56.2°Cの範囲にあり、そして (c)該連続多段蒸留塔の下式(1)で定義されるF因子が0.21〜0.94の範囲にある。 F因子=ug(ρg)1/2 (1) 〔上記式中、ug:連続多段蒸留塔内のガス速度(m/s)、ρg:連続多段蒸留塔内のガス密度(kg/m3)。〕
IPC (5件):
C07C 27/02 ( 200 6.01) ,  C07C 29/128 ( 200 6.01) ,  C07C 31/20 ( 200 6.01) ,  C07C 68/06 ( 200 6.01) ,  C07C 69/96 ( 200 6.01)
FI (5件):
C07C 27/02 ,  C07C 29/128 ,  C07C 31/20 A ,  C07C 68/06 A ,  C07C 69/96 Z
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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