特許
J-GLOBAL ID:201103015148156086

ヒス束刺激システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠 ,  本田 淳 ,  池上 美穂
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-505168
公開番号(公開出願番号):特表2011-516239
出願日: 2009年04月15日
公開日(公表日): 2011年05月26日
要約:
ヒス束を治療的に刺激するシステムは、埋め込み型のパルス発生器および多極医療電気リード線を含む。発生器は、皮下に埋め込まれ、ペーシング刺激を生成するように構成される。リード線は、コネクタ組立体、可撓性かつ管状の本体、遠位先端組立体、および、コイル状の導体を含む。本体は、発生器からヒス束に近接する位置まで経血管的に延在し、近位端、遠位端、および長手方向の導体管腔を含む。先端組立体は、電極、固定螺旋体、およびシャンク部を含む。螺旋体は、ヒス束に近接する位置まで延在し、電気的に絶縁された電極として動作可能である。シャンク部は、管腔内に延在し、スタイレット先端を受取るレセプタクルを含む。導体は、管腔を通って長手方向に延在し、電極および螺旋体に接続される。導体の一方または両方は、スタイレット管腔を画定する。
請求項(抜粋):
患者の心臓のヒス束を治療的に刺激するシステムであって、 患者の皮下に埋め込まれて電気ペーシング刺激を生成するように構成された埋め込み型のパルス発生器と、 ヒス束に近接する心臓組織に前記ペーシング刺激を送出するために、前記パルス発生器に動作可能に接続された多極医療電気リード線とを備えるとともに、前記リード線は、 前記リード線を前記パルス発生器に機械的かつ電気的に接続するように構成された近位コネクタ組立体と、 前記パルス発生器の埋め込み部位から患者の上大静脈を通ってヒス束に近接する位置まで少なくとも部分的に経血管的に延在する寸法に形成された可撓性かつ管状の本体であって、前記近位コネクタに接続された近位端、前記近位端に対向する遠位端、および前記本体の近位端から前記本体の遠位端まで延在する長手方向の導体管腔を含む可撓性かつ管状の本体と、 前記本体の遠位端に固定的に接続された遠位先端組立体であって、 前記本体の遠位端から離間した第1の電極、 前記本体に固定的に接続されるとともに前記第1の電極の遠位に延在する固定螺旋体であって、前記第1の電極から電気的に絶縁された第2の電極として構成され、さらに患者の右心房中隔壁からヒス束に近接する位置まで延在する寸法に形成されるとともに、鋭利な遠位先端を含む固定螺旋体、および、 前記本体の前記導体管腔内で前記第1の電極および前記固定螺旋体の近位に延在するシャンク部であって、スタイレット先端を受取りそれに係合するレセプタクルを有する近位面を含むシャンク部を備える先端組立体と、 前記本体の前記導体管腔を通って長手方向に延在するとともに、前記第1の電極に電気的かつ機械的に接続された第1のコイル状の導体と、 前記本体の前記導体管腔を通って長手方向に延在するとともに、前記固定螺旋体に電気的かつ機械的に接続された第2のコイル状の導体とを備え、 前記第1および第2のコイル状の導体の一方または両方は、スタイレット管腔を画定するシステム。
IPC (3件):
A61N 1/362 ,  A61N 1/372 ,  A61N 1/05
FI (3件):
A61N1/362 ,  A61N1/372 ,  A61N1/05
Fターム (3件):
4C053CC03 ,  4C053KK02 ,  4C053KK08
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 心臓刺激装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-122299   出願人:シーメンス-エレマアクチボラゲット
  • 特開昭54-141090
  • 内径を最小化したスリーブをもつ心臓リード
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2000-504912   出願人:インターメディクスインコーポレーテッド
全件表示

前のページに戻る