特許
J-GLOBAL ID:201103015933963650

携帯用油圧式加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 池田 治幸 ,  神戸 典和 ,  中島 三千雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-099750
公開番号(公開出願番号):特開2000-291605
特許番号:特許第3655488号
出願日: 1999年04月07日
公開日(公表日): 2000年10月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】 油圧ポンプおよび油圧制御回路を収容した本体と、該本体に一体的に固定され、該油圧ポンプから圧送された作動油を元圧として該油圧制御回路により制御される油圧シリンダと、該油圧シリンダの出力ロッドによって駆動されることにより所定の加工を行う加工工具とを一体に備えた携帯用油圧式加工装置であって、 前記油圧シリンダは、その出力ロッドを往動させるために作動油が供給される第1油室と該出力ロッドを復動させるために作動油が供給される第2油室とを備えたものであり、 前記油圧制御回路は、前記加工工具による加工を開始させるために、前記油圧ポンプから圧送された作動油を前記第1油室へ供給し且つ前記第2油室内の作動油を排出させ、前記加工工具による加工を終了させるために、該作動油を該第2油室へ供給し且つ該第1油室内の作動油を排出させるものであり、 前記油圧制御回路は、 作業者の手動操作によりパイロット圧を制御させるパイロット圧制御弁と、 ハウジング内に設けられ、第1油室、油圧ポンプ、第2油室にそれぞれ連通させられるとともにそれら第1油室および第2油室に連通する油路がそれぞれ開口する軸方向の両端部よりも油圧ポンプに連通する油路が開口する軸方向の中央部が大径とされた円柱状の第1弁室と、その第1弁室内において軸方向の摺動可能に嵌め入れられた棒状の第1弁子と、上記第1弁室内の中央部に位置するようにその第1弁子の長手方向の中間部に形成された大径弁部と、上記第1油室に連通する油路が開口する端部と油圧ポンプに連通する油路が開口する中央部との間の段部に上記大径弁部が当接してそれら油圧ポンプと第1油室との間を遮断し且つ油圧ポンプと第2油室との間を開く方向に第1弁子の端面を付勢する第1スプリングとを備え、パイロット圧がその第1スプリングの付勢力に抗して移動する方向の推力が発生するように第1弁子に作用させられることにより、前記油圧シリンダの第1油室および第2油室を油圧ポンプに択一的に連通させる第1切換弁と、 ハウジング内に設けられ、第1油室、ドレン油路、第2油室にそれぞれ連通させられるとともに第1油室および第2油室に連通するそれぞれ油路が開口する軸方向の両端部よりもドレン油路が開口する軸方向の中央部が大径とされた円柱状の第2弁室と、その第2弁室内において軸方向の摺動可能に嵌め入れられた棒状の第2弁子と、上記第2弁室内の中央部に位置するようにその第2弁子の長手方向の中間部に形成された大径弁部と、上記第2油室に連通する油路が開口する端部とドレン油路が開口する中央部との間の段部に上記大径弁部が当接してそれらドレン油路と第2油室との間を遮断し且つドレン油路と第1油室との間を開く方向に第2弁子の端面を付勢する第2スプリングとを備え、パイロット圧がその第2スプリングの付勢力に抗して移動する方向の推力が発生するように第2弁子に作用させられることにより、前記油圧シリンダの第2油室および第1油室をドレン油路に択一的に連通させる第2切換弁と を、含むものであることを特徴とする携帯用油圧式加工装置。
IPC (3件):
B25F 5/00 ,  B23D 29/00 ,  F15B 11/08
FI (3件):
B25F 5/00 D ,  B23D 29/00 A ,  F15B 11/08 A
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 複動型油圧作動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-003222   出願人:株式会社オグラ
  • 特開昭54-098469
  • 鋼材加工装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-304276   出願人:株式会社オグラ
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審査官引用 (2件)
  • 複動型油圧作動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-003222   出願人:株式会社オグラ
  • 特開昭54-098469

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