特許
J-GLOBAL ID:201103016192582668
電子制御装置及び制御システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-082494
公開番号(公開出願番号):特開2011-213210
出願日: 2010年03月31日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】ECUに出力故障が生じた場合に、限られたリソースにて低コストで、その出力故障に対応した負荷の駆動をバックアップできるようにすることを目的とする。【解決手段】リカバリーECU15は、各ECU20,30,40,...に出力故障が生じた場合にその出力故障が生じた駆動対象の駆動を代行する。リカバリーECU15は、複数の駆動段毎に個別に汎用出力ドライバを備えておらず、駆動方式毎に共通の1つの汎用出力ドライバを備えている。各汎用出力ドライバからの駆動出力は、対応するチャンネル切替部により選択された何れか1つの駆動段に対して出力される。各ECU20,30,40,...は、出力故障が生じると、故障通知用フレームを送出する。制御部17は、故障通知用フレームを受信すると、代行駆動すべき駆動段を判断し、動作させるべき汎用出力ドライバの選定、及びこれに対応したチャンネル切替部の制御を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
駆動方式の異なる一又は複数の駆動対象を駆動する電子制御装置である正規駆動用電子制御装置が、複数、通信線を介して相互にデータ通信可能に構成された制御システムにおいて、
前記通信線には、更に、前記駆動対象の駆動を前記電子制御装置に代わって行うことが可能に構成された電子制御装置である代行駆動用電子制御装置が接続され、該代行駆動用電子制御装置と前記各電子制御装置との間で前記通信線を介して相互にデータ通信可能に構成されており、
前記正規駆動用電子制御装置は、
前記駆動対象毎に、該各駆動対象を駆動するための駆動出力を該各駆動対象に対して行う駆動手段と、
前記駆動手段による前記駆動出力が正常に行われない故障状態であるか否かを前記駆動対象毎に判断可能な故障判断手段と、
前記故障判断手段により何れかの前記駆動対象について前記故障状態であると判断された場合にその旨の情報である故障情報を通信線へ送出する故障情報出力手段と、
を備え、
前記代行駆動用電子制御装置は、
前記各正規駆動用電子制御装置の前記各駆動対象のうち、前記駆動方式が同一のものを1つの共通仕様グループとして、該共通仕様グループ毎に該共通仕様グループの前記駆動対象の数よりも少ない数だけ設けられ、該共通仕様グループの前記駆動対象へ前記駆動出力を行うことが可能な駆動出力手段と、
前記各駆動出力手段からの駆動出力の出力先を、対応する前記共通仕様グループにおける前記駆動対象の何れかに選択的に切り替える出力切替手段と、
前記通信線を介して前記正規駆動用電子制御装置からの前記故障情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により前記故障情報が受信された場合に、該故障情報に基づいて、前記故障状態である前記駆動対象及びその駆動方式を判断し、該判断した駆動方式に対応したものであって且つ該駆動対象へ前記駆動出力を行うことが可能な前記駆動出力手段に対して前記駆動出力を行わせると共に、該駆動出力が前記故障状態である前記駆動対象へ出力されるように前記出力切替手段を制御する、駆動出力制御手段と、
を備えていることを特徴とする制御システム。
IPC (2件):
FI (5件):
B60R16/02 660J
, G06F11/20 310D
, B60R16/02 660X
, B60R16/02 650J
, B60R16/02 660B
Fターム (4件):
5B034BB03
, 5B034BB16
, 5B034CC01
, 5B034DD01
引用特許:
審査官引用 (5件)
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車両用ネットワークシステム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-190279
出願人:三菱電機株式会社
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マルチコントローラシステム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-125219
出願人:株式会社日立製作所
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特開平3-207298
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車両用制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-091057
出願人:株式会社デンソー, トヨタ自動車株式会社
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車両用電源システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-115731
出願人:株式会社オートネットワーク技術研究所, 住友電装株式会社, 住友電気工業株式会社
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