特許
J-GLOBAL ID:201103018152628234

ヒトまたは動物の組織に定着部を生成するための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  仲村 義平 ,  堀井 豊 ,  酒井 將行 ,  荒川 伸夫 ,  佐々木 眞人
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-530242
公開番号(公開出願番号):特表2011-500230
出願日: 2008年10月28日
公開日(公表日): 2011年01月06日
要約:
振動要素および対向要素をそれらの接触面が互いに接触するように互いに対して保持することによって、組織に定着部が生成される。接触面のうち少なくとも一方は、機械的振動によって液化可能な熱可塑性材料を含む。2つの要素を互いに対して保持し、次いで互いに対して移動させつつ、振動要素を振動させ、振動によって熱可塑性材料を接触面の間で液化させ、相対的な移動によって接触面の間から流出させ、接触面の外縁に隣接して位置する組織に浸透させる。熱可塑性材料を液化させ、接触面の間から変位させるために、液化した材料が浸透する組織表面上に作用する力は不要である。この理由から、機械的安定性が低い組織への定着が可能となる。
請求項(抜粋):
耐荷重組織に定着部を生成するための方法であって、定着部は耐荷重機能を有し、機械的振動と、機械的振動によって液化可能な第1の熱可塑性材料とを利用して形成され、前記方法は、 振動要素(6)に遠位端および近位端を設ける工程を含み、前記近位端は振動源(7)に固く取付けられ、前記振動要素(6)は前記振動源(7)の振動を前記遠位端に伝達することが可能であり、前記遠位端は接触面(8)を含み、さらに、 対向要素(5)に接触端および反対端を設ける工程を含み、前記接触端は、第1の接触面(8)に適合されて第1の接触面に関して位置決めすることができる第2の接触面(9)を含み、さらに、 前記第1および第2の接触面(8,9)の少なくとも一方上に前記第1の液化可能な熱可塑性材料を設ける工程と、 前記振動要素(6)および前記対向要素(5)を前記組織に関して位置決めする工程とを含み、前記第1および第2の接触面(8,9)が互いに接触した状態で前記要素(5,6)を互いに対して保持し、組織表面が前記接触面(8,9)の外縁を横切って延在するように、1対の逆方向の保持力(F1,F2)の一方が前記要素(6,5)の各一方に与えられ、さらに、 前記要素(6,5)を互いに対して保持しつつ前記振動要素(6)を振動させる工程を含み、それにより前記接触面(8,9)の間において液化可能な熱可塑性材料を液化させ、さらに、 振動および前記保持力(F1,F2)を維持する工程を含み、それにより前記要素(6,5)を互いに対して移動させ、液化した材料が組織表面に接触し、再凝固すると前記要素(6,5)の少なくとも一方と前記組織表面との間に押込式嵌合接続を形成するのに十分な期間、液化した材料を前記接触面(8,9)の間から流出させる、方法。
IPC (7件):
A61F 2/28 ,  A61F 2/36 ,  A61F 2/44 ,  A61F 2/38 ,  A61F 2/40 ,  A61B 17/58 ,  A61B 17/56
FI (7件):
A61F2/28 ,  A61F2/36 ,  A61F2/44 ,  A61F2/38 ,  A61F2/40 ,  A61B17/58 310 ,  A61B17/56
Fターム (17件):
4C097AA05 ,  4C097AA10 ,  4C097AA21 ,  4C097BB01 ,  4C097CC05 ,  4C097DD02 ,  4C097DD06 ,  4C097DD07 ,  4C097DD10 ,  4C097EE07 ,  4C160LL24 ,  4C160LL27 ,  4C160LL28 ,  4C160LL30 ,  4C160LL32 ,  4C160LL42 ,  4C160LL43
引用特許:
審査官引用 (5件)
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