特許
J-GLOBAL ID:201103019585194677

インクジェットヘッドの駆動方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-201732
公開番号(公開出願番号):特開2011-051214
出願日: 2009年09月01日
公開日(公表日): 2011年03月17日
要約:
【課題】インクの乾燥を防止して、安定したインク滴の吐出が可能なインクジェットヘッドの駆動方法及び装置を提供する。【解決手段】圧力室に設けられたアクチュエータに一定周期で所定の駆動波形の駆動信号を印加することにより、インク滴を吐出・不吐出させる場合において、インク吐出時は、吐出パルスと不吐出パルスとを組み合わせた駆動波形の駆動信号をアクチュエータに印加し、インク不吐出時は、不吐出パルスのみで構成された駆動波形の駆動信号をアクチュエータに印加する。このとき、インク吐出時の駆動信号に組み込む不吐出パルスは、吐出パルスによってノズルから吐出されたインク滴の尾がノズルに繋がっている状態で圧力室を減圧するように設定され、かつ、吐出パルスによって圧力室を加圧したときから圧力室の共振周期Tc以内に加圧するように設定される。【選択図】図5
請求項(抜粋):
圧力室に設けられたアクチュエータに一定周期で所定の駆動波形の駆動信号を印加することにより、該圧力室内を加減圧して、該圧力室に連通されたノズルからインク滴を吐出・不吐出させるインクジェットヘッドの駆動方法であって、 インク吐出時における前記駆動信号の駆動波形は、前記圧力室を減圧する部分と、減圧された前記圧力室を加圧する部分とを含み、前記ノズルからインク滴を吐出させる吐出パルスと、前記圧力室を減圧する部分と、減圧された前記圧力室を加圧する部分とを含み、前記ノズルからインク滴を吐出させない不吐出パルスとを組み合わせて構成され、前記不吐出パルスの前記圧力室を減圧する部分は、前記吐出パルスによって前記ノズルから吐出されたインク滴の尾が、前記ノズルに繋がっている状態で前記圧力室を減圧するように設定されるとともに、前記不吐出パルスの前記圧力室を加圧する部分は、前記吐出パルスによって前記圧力室を加圧したときから前記圧力室の共振周期以内に加圧するように設定され、 インク不吐出時における前記駆動信号の駆動波形は、前記圧力室を減圧する部分と、減圧された前記圧力室を加圧する部分とを含み、前記ノズルからインク滴を吐出させない不吐出パルスのみで構成されることを特徴するインクジェットヘッドの駆動方法。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
FI (1件):
B41J3/04 103A
Fターム (5件):
2C057AF72 ,  2C057AM22 ,  2C057AM31 ,  2C057AR16 ,  2C057BA14
引用特許:
審査官引用 (6件)
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