特許
J-GLOBAL ID:201103019864761220

容量可変型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-161047
公開番号(公開出願番号):特開2000-345959
特許番号:特許第4035922号
出願日: 1999年06月08日
公開日(公表日): 2000年12月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ピストンを往復動可能に収容するシリンダボアが形成されたシリンダブロックと、前記シリンダボアの一端を封止して該ボア内に圧縮室を区画すべく前記シリンダブロックに隣接配置された弁形成体とを構成要素として含むと共に、内部に少なくともクランク室を区画するハウジングと、 前記クランク室内に回転可能に支持されて外部駆動源から動力を伝達される駆動軸と、 前記駆動軸の回転運動をピストンの往復運動に変換すべく前記ピストンと作動連結された状態で前記クランク室内に配設されたカムプレートと、 前記カムプレートが前記駆動軸と同期回転可能で且つ駆動軸の軸方向へのスライド移動を伴いながら駆動軸に対して傾動可能であるように、前記カムプレートを前記駆動軸に対し作動連結する連結案内機構とを備え、 前記クランク室の圧力を制御することで前記カムプレートの傾角を制御し前記ピストンの往復動ストロークを変化させる容量可変型圧縮機において、 前記連結案内機構は、前記駆動軸と同期回転可能なラグプレートと、前記カムプレートに設けられたガイドピンと、前記ラグプレートに設けられると共に前記ガイドピンが係入されるガイド孔が形成された支持アームとを備え、前記ガイド孔は、それに沿って前記ガイドピンの移動をガイドすることで前記カムプレートに軸方向スライド移動を伴いながらの最大傾角と最小傾角との間での傾動を許容するように構成されており、 前記支持アームの先端には、前記ガイドピンの頭部が係入される前記ガイド孔を区画形成する環状肉部が設けられており、 前記環状肉部は、その下端部位を構成する下肉部と前記下肉部よりも上方に位置する中肉部及び上肉部を有しており、これら中肉部及び上肉部で区画されるガイド孔の内径は、前記ガイドピンの頭部の最大径にほぼ匹敵しており、 前記カムプレートが最小傾角状態にあるときに、前記ガイドピンと前記支持アームとの相互干渉を伴うことなく当該カムプレートが前記駆動軸に沿い前記弁形成体に接近する方向に変位することが許容されるように、前記環状肉部の前記下端部位及び前記ガイドピンの少なくとも一方は、前記カムプレートが最小傾角状態にあるときに前記ガイド孔内に存在する前記ガイドピンの駆動軸軸方向の後方側又は前方側に、そのガイド孔と連続する所定のクリアランス又は開放空間が確保されるような形状を有していることを特徴とする容量可変型圧縮機。
IPC (1件):
F04B 27/08 ( 200 6.01)
FI (1件):
F04B 27/08 L
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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