特許
J-GLOBAL ID:201103023199840634

廃棄物焼却プラントの運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 杉本 丈夫 ,  谷田 龍一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-110024
公開番号(公開出願番号):特開2011-237137
出願日: 2010年05月12日
公開日(公表日): 2011年11月24日
要約:
【課題】 廃棄物等の変化により排ガスの性状が急激又は緩慢に変化した場合でも、熱交換器の低温腐食を生じさせることなく熱回収量を最大化できるようにする。【解決手段】 廃棄物の焼却炉1と、焼却炉1から排出された排ガスGの熱を回収するボイラ2及びエコノマイザ3と、エコノマイザ3を通過した排ガスG中の煤塵、酸性ガス及び窒素酸化物を除去する排ガス処理システムとを備えた廃棄物焼却プラントの運転方法に於いて、エコノマイザ3の入口側の排ガスG中の酸露点及びSO2濃度を連続的に測定し、前記酸露点の測定結果に基づいて焼却炉1内及びエコノマイザ3の入口側の排ガスG中に尿素又はアンモニアを噴霧してSO3を除去することにより排ガスG中の酸露点温度を低下させ、また、前記SO2濃度の測定結果に基づいてエコノマイザ3及びボイラ2へ供給される給水Wの温度を制御してエコノマイザ3の伝熱管の表面温度を酸露点温度以上に保つ。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
廃棄物を焼却する焼却炉と、焼却炉から排出された排ガスの熱を回収するボイラと、ボイラから排出された排ガスの熱を更に回収するエコノマイザと、エコノマイザを通過した排ガス中の煤塵、酸性ガス及び窒素酸化物を除去する排ガス処理システムとを備えた廃棄物焼却プラントの運転方法に於いて、エコノマイザの入口側の排ガス中の酸露点及びSO2濃度を連続的に測定し、前記酸露点の測定結果に基づいて焼却炉内及びエコノマイザの入口側の排ガス中に尿素又はアンモニアを噴霧してSO3を除去することにより排ガス中の酸露点温度を低下させ、また、前記SO2濃度の測定結果に基づいてエコノマイザ及びボイラへ供給される給水の温度を制御してエコノマイザの伝熱管の表面温度を酸露点温度以上に保つようにしたことを特徴とする廃棄物焼却プラントの運転方法。
IPC (7件):
F23G 5/50 ,  F22B 1/18 ,  B01D 53/56 ,  B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  F23G 5/48 ,  F23J 15/00
FI (7件):
F23G5/50 N ,  F22B1/18 M ,  B01D53/34 129B ,  B01D53/34 125B ,  F23G5/48 ,  F22B1/18 G ,  F23J15/00 B
Fターム (31件):
3K062AA24 ,  3K062AB01 ,  3K062AC01 ,  3K062BA01 ,  3K062DA01 ,  3K062DB30 ,  3K065AA24 ,  3K065BA05 ,  3K070DA03 ,  3K070DA14 ,  3K070DA23 ,  4D002AA02 ,  4D002AA12 ,  4D002AA19 ,  4D002AB01 ,  4D002AC10 ,  4D002BA02 ,  4D002BA06 ,  4D002BA14 ,  4D002CA01 ,  4D002DA07 ,  4D002DA57 ,  4D002EA01 ,  4D002GA02 ,  4D002GA03 ,  4D002GB02 ,  4D002GB05 ,  4D002GB20 ,  4D002HA01 ,  4D048AA06 ,  4D048AB02
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • ボイラ設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-284507   出願人:日立造船株式会社
  • 排ガス熱回収装置及び方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-000179   出願人:バブコック日立株式会社
  • ボイラ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-153838   出願人:バブコック日立株式会社
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