特許
J-GLOBAL ID:201103023381940229

安定な遊離ラジカルと重合開始剤との存在下で芳香族ビニルモノマーを重合して得られる耐衝撃性芳香族ビニルポリマー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-552181
特許番号:特許第4497392号
出願日: 1999年05月31日
請求項(抜粋):
【請求項1】ポリブタジエン、ポリイソプレンおよびスチレン/ブタジエンコポリマー(SBR)の中から選択されるゴムと、このゴムと結合した形では重合混合物に導入されない安定な遊離ラジカルと、グラフト特性を有する重合開始剤との存在下で、少なくとも1種の芳香族ビニルモノマーを重合する段階を含む、上記ゴムのノジュール(節)を取り囲んだ芳香族ビニルポリマーのマトリクスからなる組成物の製造方法であって、 上記組成物はその1つの断面においてノジュール(節)が占める全面積の少なくとも90%の面積が相当直径が0.1〜1μmのカプセルに対応するか、または 上記組成物は多重吸蔵物(occlusions)を含むタイプのノジュール(節)を有し且つ組成物の1つの断面で、 (1)ノジュールが占める全面積の20〜60%の面積が相当直径が0.1〜1μmのノジュールに対応し、 (2)ノジュールが占める全面積の5〜20%の面積が相当直径が1〜1.6μmのノジュールに対応し、 (3)ノジュールが占める全面積の20〜75%の面積が相当直径が1.6μm以上のノジュールに対応し、 さらに、下記の〔式1〕で表される関係を満足することを特徴とする方法: 【式1】 [ここで、 (SFR)は重合混合物中の安定な遊離ラジカルのモル数を表し、 FSFRは安定な遊離ラジカルの官能価すなわち同じ安定な遊離ラジカル分子上で安定な遊離ラジカルの状態を有するサイトの数を表し、 (INIT)は相反転前の重合混合物中の重合開始剤のモル数を表し、 FINITは相反転前に導入される開始剤の官能価すなわち開始剤の各分子が発生可能な安定な遊離ラジカルの状態を有するサイトの数を表す]
IPC (3件):
C08F 279/02 ( 200 6.01) ,  C08F 4/32 ( 200 6.01) ,  C08L 51/04 ( 200 6.01)
FI (3件):
C08F 279/02 ,  C08F 4/32 ,  C08L 51/04
引用特許:
審査官引用 (6件)
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