特許
J-GLOBAL ID:201103023530043618

補強部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 恵基
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-254750
公開番号(公開出願番号):特開2001-073457
特許番号:特許第3590961号
出願日: 1999年09月08日
公開日(公表日): 2001年03月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】引張り部材の両端に、当該引張り部材を鉄骨構造物に接合する接合部材を有し、上記鉄骨構造物からの引張り荷重を上記引張り部材によって支持する補強部材において、上記接合部材は、上記鉄骨構造物側に固定される板状の第1の接合鋼材と、上記引張り部材側に固定される板状の第2の接合鋼材と、上記第1及び第2の接合鋼材の厚みを貫通するようにそれぞれ穿設された第1及び第2の挿通孔を挿通した状態で、上記第1及び第2の接合鋼材を締め付ける締付け部材とを具え、上記第1の接合鋼材の上記第2の接合鋼材と対向する第1の接合面において、上記第1の挿通孔の周囲に同心円状に1組又は複数組の山及び溝を転造加工してなる第1の同心円状凹凸をもつ第1のすべり抑制加工面を有すると共に、上記第2の接合鋼材の上記第1の接合鋼材と対向する第2の接合面において、上記第2の挿通孔の周囲に同心円状に、上記第1の同心円状凹凸の山及び溝の位置を入れ換えたと同様の、1組又は複数組の山及び溝を転造加工してなる第2の同心円状凹凸をもつ第2のすべり抑制加工面を有し、上記第1のすべり抑制加工面の上記同心円状凹凸の山を上記第2のすべり抑制加工面の上記同心円状凹凸の溝に嵌め合う状態にかみ合わせ、かつ上記第1のすべり抑制加工面の上記同心円状凹凸の溝を上記第2のすべり抑制加工面の上記同心円状凹凸の山に嵌め合う状態にかみ合わせるように、上記第1及び第2のすべり抑制加工面を互いに重ね合わせて上記第1及び第2の接合鋼材を接合し、上記第1の同心円状凹凸の山及び溝、並びに上記第2の同心円状凹凸の山及び溝は上記転造加工により強度が大きくなることにより、嵌め合う状態にかみ合った上記第1及び第2のすべり抑制加工面間のすべりに対する接合耐力を大きくしたことを特徴とする補強部材。
IPC (1件):
E04B 1/24
FI (1件):
E04B 1/24 F
引用特許:
審査官引用 (4件)
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