特許
J-GLOBAL ID:201103023717114373

縦配列ヘッドを用いたカラー印刷装置及び印刷方法、並びに、記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 五十嵐 孝雄 ,  下出 隆史 ,  市川 浩 ,  加藤 光宏
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-341859
公開番号(公開出願番号):特開2000-238300
特許番号:特許第3775143号
出願日: 1999年12月01日
公開日(公表日): 2000年09月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 印刷媒体の表面にドットを記録することによって画像を印刷する印刷装置であって、 前記印刷媒体上にドットを形成するための複数のドット形成要素を含む印刷ヘッドと、 前記印刷ヘッドと前記印刷媒体の少なくとも一方を駆動して主走査を行う主走査駆動部と、 前記主走査の最中に前記各ドット形成要素アレイに含まれる複数のドット形成要素のうちの少なくとも一部を駆動してドットの形成を行わせるヘッド駆動部と、 前記主走査が終わる度に前記印刷ヘッドと前記印刷媒体の少なくとも一方を駆動して副走査を行う副走査駆動部と、 前記各部を制御するための制御部と、を備え、 前記副走査駆動部は、 比較的高い精度で副走査送りを行う第1の副走査駆動機構と、 前記第1の副走査駆動機構による副走査送りが終了した後に、比較的低い精度で副走査送りを行う第2の副走査駆動機構と、 を備えており、 前記印刷ヘッドは、 イエロードットを形成するためのイエロードット形成要素群を含みそれぞれ異なるインクのドットを形成するための複数の有彩色ドット形成要素群が副走査方向に沿って配列された第1のドット形成要素アレイと、 前記第1のドット形成要素アレイと並列に形成され、ブラックドットを形成するための複数のドット形成要素を含む第2のドット形成要素アレイと、 を備え、 前記複数の有彩色ドット形成要素群は、互いに等しい数のドット形成要素をそれぞれ備えており 前記第2のドット形成要素アレイは、前記複数の有彩色ドット形成要素群に含まれるドット形成要素と同じ副走査位置に配置された複数のドット形成要素を少なくとも有しており、 前記印刷ヘッドにおいては、カラー印刷の際に前記印刷媒体上の任意の位置において、イエロードットがブラックドットとマゼンタドットとシアンドットよりも後に形成されるように前記複数のドット形成要素が配列されており、 前記制御部は、 カラー印刷の際に、各有彩色ドット形成要素群について、互いに等しい数のN個(Nは2以上の整数)のドット形成要素をそれぞれ使用して前記印刷媒体上にドットを形成するとともに、使用されるドット形成要素でそれぞれ構成される使用ドット形成要素群同士の間の間隔を、副走査方向に沿ったドット形成要素のピッチのM倍(Mは2以上の整数)であって、かつ、(N×n+1)倍以外の値(Nは使用ドット形成要素数、nは1以上の任意の整数)に設定し、 前記第2のドット形成要素アレイに含まれる複数のドット形成要素の中で、それぞれN個のドット形成要素で構成されるj組(jは1以上の整数)のブラックドット形成要素群を使用してブラックドットを形成し、 前記第1と第2の副走査駆動機構の両方を使用して前記比較的高い精度で副走査送りを実行している間に、前記印刷媒体上における前記ブラックドットとマゼンタドットとシアンドットの形成を完了し、 前記印刷媒体の後端が前記第1の副走査駆動機構の挟持点を通過した後に前記第2の副走査駆動機構のみによって副走査送りが実行されるときに、前記ブラックドットとマゼンタドットとシアンドットの形成が完了しており前記イエロードットの形成が完了していない領域内において前記第1のドット形成要素アレイに含まれるドット形成要素の中では前記イエロードット形成要素群に含まれるドット形成要素のみを用いて印刷を実行することを特徴とする印刷装置。
IPC (4件):
B41J 2/21 ( 200 6.01) ,  B41J 2/01 ( 200 6.01) ,  H04N 1/04 ( 200 6.01) ,  H04N 1/23 ( 200 6.01)
FI (4件):
B41J 3/04 101 A ,  B41J 3/04 101 Z ,  H04N 1/04 B ,  H04N 1/23 101 C
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (5件)
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