特許
J-GLOBAL ID:201103026333703753

流体封入式マウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-042870
公開番号(公開出願番号):特開2001-234968
特許番号:特許第3788164号
出願日: 2000年02月21日
公開日(公表日): 2001年08月31日
請求項(抜粋):
【請求項1】 第一の取付部材を、筒状の第二の取付部材の略中心軸上で離間配置せしめて、該第二の取付部材の一方の開口部側に本体ゴム弾性体で連結すると共に、該第二の取付部材の他方の開口部に、軸直角方向に広がる仕切金具と、可撓性ゴム膜で閉塞された中央透孔を備えた環状の蓋金具を重ね合わせて、それら仕切金具と蓋金具の外周縁部を該第二の取付部材にかしめ固定することにより、該仕切金具の一方の側において壁部の一部が該本体ゴム弾性体で構成された受圧室を形成すると共に、該仕切金具の他方の側において壁部の一部が該可撓性ゴム膜で構成された平衡室を形成して、それら受圧室と平衡室に非圧縮性流体を封入し、更に該仕切金具と該蓋金具の重ね合わせ部位を周方向に延びてそれら受圧室と平衡室を相互に連通するオリフィス通路を形成した流体封入式マウントにおいて、 前記仕切金具に対してゴム弾性体を固着することにより、該仕切金具の径方向中間部分を周方向に延びる外周面をもって軸方向に突出する軸方向突部を該ゴム弾性体で形成する一方、前記蓋金具に対して、かしめ固定部位の内周側で軸方向に突出する筒体部と、該筒体部の先端開口部から径方向内方に延び出す環状板部を一体形成して、該環状板部の内周縁部を該仕切金具における該軸方向突部の突出先端面に重ね合わせることにより、該蓋金具の筒体部と該仕切金具の軸方向突部との径方向対向面間を周方向に延びる環状通路を形成し、更に該環状通路内における周上の一カ所で、該仕切金具側から該蓋金具側に向かって突出して該蓋金具側に弾性的に圧接されることにより該環状通路を遮断する隔壁部を突設すると共に、該隔壁部の周方向一方の側で該環状通路を前記受圧室に連通せしめる第一の連通孔と、該弾性隔壁の周方向の他方の側で該環状通路を前記平衡室に連通せしめる第二の連通孔を設けることによって前記オリフィス通路を構成する一方、該仕切金具におけるかしめ固定部位の内周側において軸方向一方の側に立ち上がる環状の位置決め用段差を形成して、該位置決め用段差に該蓋金具の筒体部を外嵌することにより、それら仕切金具と蓋金具を径方向に位置合わせすると共に、該蓋金具の該筒体部の内周面に内側シールゴム層を被着形成して、該筒体部に対する該位置決め用段差の嵌合部位をシールしたことを特徴とする流体封入式マウント。
IPC (3件):
F16F 13/06 ( 200 6.01) ,  B60K 5/12 ( 200 6.01) ,  F16F 13/18 ( 200 6.01)
FI (3件):
F16F 13/00 620 S ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/00 620 R
引用特許:
審査官引用 (5件)
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