特許
J-GLOBAL ID:201103027071279285

表示方法及び表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 健
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-035296
公開番号(公開出願番号):特開2000-235407
特許番号:特許第3571564号
出願日: 1999年02月15日
公開日(公表日): 2000年08月29日
請求項(抜粋):
【請求項1】数値制御工作機械に取り付けられた工具を連続した線分からなる経路にそって移動させ、工作物を切削加工することで得られる工作物の形状を表示する表示方法であって、加工前の工作物の立体モデル、ボールエンドミルの工具形状データ、ボールエンドミルの工具移動経路に関する情報を入力するステップと、前記入力するステップにより入力された工作物の立体モデルを、基準座標系のxy平面上にx軸とy軸に平行かつ等間隔な直交格子を有するデクセルが集積された立体モデルへ変換するステップと、前記入力するステップにより入力された工具形状データ及び工具移動経路に関する情報と、前記変換するステップにより求められた立体モデルとに基づいて、ボールエンドミル先端の半球形切刃と同一半径の球の直線移動の連続により生成される球面と円筒形を結合したものの和形状として、ボールエンドミルが工具移動経路にそって移動するときの掃引形状を生成するステップと、前記掃引形状を生成するステップにより生成された掃引形状について、掃引形状を構成する直線部分に対応する円筒形状と、方向転換部分に対応する各球面から両側の円筒形状の内部に入り込んでいる部分を削除してくさび形状を計算するステップと、前記計算するステップにより求められたくさび形状は、球面部を幾つかの等幅な細片へ分割し、得られた各細片をさらに等しい間隔で分割することで微小な四辺形又は三角形の集合として多面体近似し、前記計算するステップにより求められた円筒形状は、等しい幅の長方形を鎧状につないだものとして多面体近似することにより、円筒形状及びくさび形状の表面を微小な多角形の集合へ分割し、さらに、多面体を構成する多角形のうち、デクセルの切り詰めに関与する法線方向が下向きの多角形のみ選択して他を除外することにより、多角形データを生成するステップと、前記多角形データを生成するステップにより得られた多角形データを、工作物のデクセル化のもとになるxy平面上の直交格子をフレームバッファと見なして、隠面消去のハードウェア処理を行う3次元グラフィックス表示部に与えるステップと、3次元グラフィックス表示部による隠面消去のハードウェア処理で求められた掃引形状の最下面の高さを表すデプス値を受けるステップと、工作モデルを構成する各デクセルについて、前記受けるステップにより得られたデプス値と立体モデルの各デクセルの高さとを比較し、立体モデルの各デクセルの高さを、得られたデプス値まで切り詰めるステップと、 前記切り詰めるステップにより切り詰められた各デクセルの上端に微小な多角形を貼り付けモデルの上面を覆うように多面体化して多角形データを求めるステップと、 3次元グラフィックス表示部により可視表示させるために、前記求めるステップにより求められたデクセルの上端に貼り付けられた多角形データを3次元グラフィックス表示部へ出力するステップと、を備えた表示方法。
IPC (2件):
G05B 19/4069 ,  G05B 19/4097
FI (2件):
G05B 19/4069 ,  G05B 19/4097 B
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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