特許
J-GLOBAL ID:201103027145511479

車両用ディスクブレーキのキャリパボディ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木戸 一彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-148256
公開番号(公開出願番号):特開2000-337408
特許番号:特許第4212185号
出願日: 1999年05月27日
公開日(公表日): 2000年12月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ディスクロータの両側に分割された一対のキャリパ半体にピストン収納用のシリンダ孔を対向して設け、 該シリンダ孔の底部に画成された液圧室を液通路にて連通して、 一対のキャリパ半体を一体に連結してなるピストン対向型の車両用ディスクブレーキのキャリパボディにおいて、 該キャリパボディは、一つの成形型で成形された同一形状の一対のキャリパ半体を成形後に同一の加工を施して同一の仕上げ形状に形成されて、分割面同士を突き合わせ、 これらキャリパ半体に形成したディスク軸方向の複数のボルト挿通孔にそれぞれ挿通した連結ボルトを螺着して一体に連結されてなり、 前記ボルト挿通孔は、前記一対のキャリパ半体における、前記ディスクロータの回転中心と前記キャリパボディの中心とを結ぶディスク半径方向のキャリパ中心線を挟んで対称位置にそれぞれ貫通して成形され、 前記一対のキャリパ半体のディスク周方向両側部の外端寄りには、前記キャリパ中心線と平行に車体取り付け孔がそれぞれ貫通形成され、 前記一対のキャリパ半体には、前記液通路接続用のざぐり孔が前記分割面へ開口してそれぞれ設けられると共に各ざぐり孔から前記液圧室へ向けて前記液通路が穿設され、 前記一対のキャリパ半体の外面には、前記成形型によって座部が成形され、該座部のそれぞれに前記シリンダ孔または液通路へ連通する孔を穿設して、いずれか一方のキャリパ半体の孔を作動液導入用のユニオン孔となし、他方のキャリパ半体の孔を作動液中の混入エアを排出するためのブリーダ孔となし、 該車体取り付け孔と前記ボルト挿通孔との間の前記分割面には、前記液通路を介して前記各液圧室に連通する液通路接続用のざぐり孔が開口して設けられ、 キャリパボディとして一対のキャリパ半体を一体に連結する際に、ディスク周方向側部のそれぞれで重ね合わせされる前記ざぐり孔に環状シール材を跨って嵌着し、一対のキャリパ半体の液通路同士を液密に接続することを特徴とする車両用ディスクブレーキのキャリパボディ。
IPC (3件):
F16D 55/228 ( 200 6.01) ,  F16D 65/02 ( 200 6.01) ,  F16D 65/20 ( 200 6.01)
FI (3件):
F16D 55/228 ,  F16D 65/02 C ,  F16D 65/20 F
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (9件)
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