特許
J-GLOBAL ID:201103032559261427

超伝導光検出素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 特許業務法人 谷・阿部特許事務所 ,  谷 義一 ,  濱中 淳宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-030383
公開番号(公開出願番号):特開2011-164068
出願日: 2010年02月15日
公開日(公表日): 2011年08月25日
要約:
【課題】光検出効率が低いという従来技術における課題を解消し、偏波依存性が小さく、高い光検出効率を有する超伝導光検出素子を提供する。【解決手段】超伝導光検出素子は、複数のメアンダ(蛇行、雷文、ジクザク)形状の超伝導細線を、結晶基板の表裏、あるいは絶縁膜や接着剤を介して互いに近接かつ細線の方向が互いに直角となるように設置する。この配置構成により、最初のメアンダ細線に直角な偏波を有するため検出されなかった光子は、次のメアンダ細線とは平行な偏波を有するために検出可能となる。すなわち、任意の光子は互いに直角な直線からなる偏波に分解することが可能なため、任意の偏波を有する光子について検出可能となる。また、この配置構成により、偏波による取りこぼしがなくなるため、偏波依存性は小さくなり、光検出効率は従来例に比べて2倍程度向上することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
結晶基板上の表面に対して形成された超伝導材料からなるメアンダ形状の第1の細線と、 前記結晶基板上の裏面に対して形成された前記超伝導材料からなるメアンダ形状の第2の細線とを有し、 前記第2の細線が、前記第1の細線に対して垂直位置で、かつ前記第2の細線の配列方向が前記第1の細線の配列方向に対して直角となる位置に形成されていることを特徴とする超伝導光検出素子。
IPC (3件):
G01J 1/02 ,  H01L 39/00 ,  H01L 31/024
FI (3件):
G01J1/02 B ,  H01L39/00 A ,  H01L31/08 F
Fターム (18件):
2G065AB02 ,  2G065AB19 ,  2G065BA14 ,  2G065BA31 ,  2G065CA30 ,  2G065DA20 ,  4M113AC25 ,  4M113AD36 ,  4M113AD37 ,  4M113CA16 ,  4M113CA17 ,  5F088AA11 ,  5F088AB01 ,  5F088CB07 ,  5F088CB14 ,  5F088DA05 ,  5F088GA03 ,  5F088LA01
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
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