特許
J-GLOBAL ID:201103032815762285

ハロゲン化銀写真感光材料およびその処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 敏三
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-288772
公開番号(公開出願番号):特開2001-109098
特許番号:特許第4035268号
出願日: 1999年10月08日
公開日(公表日): 2001年04月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】支持体上に少なくとも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有し、該乳剤層またはその他の親水性コロイド層に、一般式(1)、(2)または(3)で表されるレドックス化合物の少なくとも一種と、一般式(a)、(b)、(c)、(d)、(e)または(f)で表される4級塩化合物の少なくとも一種とを含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 一般式(1)、一般式(2)および一般式(3)においてPUGは現像抑制剤を表し、TIMEはタイミング基を表し、tは0または1を表す。 一般式(1)においてR1は脂肪族基、芳香族基、ヘテロ環基を表し、Y1およびZ1はベンゼン環に置換可能な置換基を表し、n1およびp1は、それぞれ0から4の整数を表す。 一般式(2)においてAr1はアリール基または芳香族ヘテロ環基を表す。Ar1で表される基は、直接もしくは間接的に、カルボキシ基、スルホ基、ホスホン酸基、リン酸基、-SO2NH2基、-CONHSO2-基、-CONHSO2NH-基、-NHCONHSO2-基、-SO2NHSO2-基、-CONHCO-基、活性メチレン基、およびこれらの塩から選択される少なくとも1つの解離性基で置換されている。 一般式(3)においてAは連結基を表し、mは2〜6の整数を表す。 一般式(a)においてQ1は窒素原子またはリン原子を表し、R100、R110、R120はそれぞれ脂肪族基、芳香族基、ヘテロ環基を表し、これらは互いに結合して環状構造を形成していてもよい。MはMに含まれる炭素原子でQ1+と結合するm10価の有機基を表し、ここにm10は1から4の整数を表す。 一般式(b)、一般式(c)または一般式(d)において、A1、A2、A3、A4、A5はそれぞれ、4級化された窒素原子を含む不飽和ヘテロ環を完成させるための有機残基を表し、L10およびL20は二価の連結基を表し、R111、R222、R333は置換基を表す。 一般式(a)、一般式(b)、一般式(c)または一般式(d)で表される4級塩化合物は、分子内にエチレンオキシ基またはプロピレンオキシ基の繰り返し単位を、計20個以上有しているが、これは複数箇所にまたがって置換されていてもよい。 一般式(e)においてQ2は窒素原子またはリン原子を表す。R200、R210、R220は一般式(a)のR100、R110、R120と同義の基を表す。 一般式(f)においてA6は一般式(b)におけるA1またはA2と同義の基を表す。但しA6が形成する含窒素不飽和ヘテロ環は置換基を有してもよいが、置換基上に1級の水酸基を有することはない。 一般式(e)および一般式(f)においてL30はアルキレン基を表し、Yは-C(=O)-または-SO2-を表し、L40は少なくとも一つの親水性基を含有する2価の連結基を表す。 一般式(a)〜一般式(f)においてXn-は、n価の対アニオンを表し、nは1から3の整数を表す。但し、分子内に別にアニオン基を有し、Q1+、Q2+またはN+と分子内塩を形成する場合、Xn-は必要ない。
IPC (2件):
G03C 1/43 ( 200 6.01) ,  G03C 1/295 ( 200 6.01)
FI (2件):
G03C 1/43 ,  G03C 1/295
引用特許:
審査官引用 (6件)
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