特許
J-GLOBAL ID:201103033990235995

緊張材の緊張力解放装置及び緊張力解放方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-057776
公開番号(公開出願番号):特開2011-190616
出願日: 2010年03月15日
公開日(公表日): 2011年09月29日
要約:
【課題】緊張材に導入された緊張力を簡易な装置で容易に解放する。【解決手段】緊張材である鋼より線6がコンクリートの部材外に配置された部分で、対峙して配置された2個の鋼ブロック21,31の貫通孔と定着治具のリング状部材26,36とに鋼より線6を挿通しておく。この鋼より線は緊張力が導入され、その両端は橋桁に定着されている。鋼より線の緊張力を解放する前にリング状部材と鋼より線との間に楔27,37を挿入する。その後、2個の鋼ブロックを連結するPC鋼棒40にPC鋼棒用のセンターホールジャッキ50で緊張力を導入し、鋼ブロック間の緊張材の緊張力を解放する。そして、鋼ブロック間で鋼より線を切断する。切断後、PC鋼棒に螺合された定着ナット41aを緩めるように回転するとともに、センターホールジャッキをゆっくり減圧し、分断された緊張材の緊張力を解放する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
緊張力が導入された状態で両端が構造部材に定着され、一部又は全部が構造部材外に張架された緊張材の緊張力を解放する装置であって、 緊張力が導入された前記緊張材に取り付けられ、該緊張材の軸線方向に間隔をおいて互いに対峙するように配置される2つの中間定着ブロックと、 前記中間定着ブロックの双方を、互いに接近する方向へ移動するのを拘束するように前記緊張材に対して固定する固定手段と、 対峙する前記中間定着ブロックを互いに連結する連結手段と、を有し、 前記連結手段は、2つの前記中間定着ブロックを互いに接近させる方向に力を作用させ、2つの前記中間定着ブロック間で前記緊張材の緊張力が解放又は低減された状態で前記中間定着ブロックの相互間の間隔を保持することができるとともに、2つの前記中間定着ブロック間で緊張材が切断された後は、2つの中間定着ブロックが互いに離れる方向に移動するのを許容するものであることを特徴とする緊張材の緊張力解放装置。
IPC (1件):
E01D 1/00
FI (1件):
E01D1/00 D
Fターム (4件):
2D059AA05 ,  2D059BB31 ,  2D059BB39 ,  2D059CC06
引用特許:
審査官引用 (5件)
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