特許
J-GLOBAL ID:201103035047625230

合成開口レーダ装置及びこの合成開口レーダ装置における目標散乱点検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田澤 博昭 ,  加藤 公延
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-214321
公開番号(公開出願番号):特開2001-042037
特許番号:特許第3678946号
出願日: 1999年07月28日
公開日(公表日): 2001年02月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 観測対象となる目標に対して搬送波周波数が時間とともに変化するパルスを送信し、上記目標から反射されたパルスを受信し、この受信パルスをビデオ信号に周波数変換した後、ディジタル変換した受信信号から上記目標のパルスの送信方向に対応したレンジ成分と該レンジ成分に直交するクロスレンジ成分からなる画像を再生する合成開口レーダ装置において、上記画像のクロスレンジ方向の各成分について、レンジ方向に高速フーリエ変換処理を行う周波数変換手段と、この周波数変換手段により得られた周波数データを用いて上記画像のレンジ方向についての超解像処理を行い、目標散乱点のレンジと反射強度を算出する超解像処理手段とを備え、上記超解像処理手段が、周波数データの相互相関値を要素とする相関行列の計算を行う相関行列算出手段と、上記相関行列の一部から小行列を構成し、これらの小行列の移動平均から平均相関行列を算出する移動平均算出手段と、上記平均相関行列の固有値解析を行い最小固有値を求める固有値解析手段と、上記最小固有値から算出した固有ベクトルを用いて評価関数を計算する評価関数算出手段と、上記評価関数の振幅値のピークを検索して、このピークを与えるレンジ値より目標散乱点のレンジを推定するレンジ推定手段と、上記レンジの推定値を用いて、上記目標散乱点の反射強度を推定する反射強度推定手段とを有し、上記周波数変換手段により得られた周波数データを高速逆フーリエ変換して、上記目標のレンジ方向のレンジプロフィールを合成する時間変換手段を備え、この時間変換手段により得られたレンジプロフィールに基づいて、レンジ推定手段が評価関数の振幅値のピークを検索するレンジ範囲を設定することを特徴とする合成開口レーダ装置。
IPC (1件):
G01S 13/90
FI (1件):
G01S 13/90
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (1件)
  • FM-CWレーダ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-143023   出願人:株式会社光電製作所

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