特許
J-GLOBAL ID:201103038061778994

アクチュエータ及びリンクの製造方法、アクチュエータ及びリンクの設計方法、アクチュエータ及びリンク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ワンディーIPパートナーズ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-056922
公開番号(公開出願番号):特開2011-189818
出願日: 2010年03月15日
公開日(公表日): 2011年09月29日
要約:
【課題】従来と同等又はそれ以上の強度及び剛性を確保でき、更に軽量化を図れるアクチュエータ及びリンクを製造する、アクチュエータ及びリンクの製造方法を提供する。【解決手段】材料決定ステップS101aにて、アクチュエータ11の構成材料とリンク12の構成材料とのうちの少なくともいずれかに繊維強化プラスチックが含まれるように材料が決定される。演算ステップS101bにて、舵面102、アクチュエータ11及びリンク12の関係を規定する演算モデルが用いられ、アクチュエータ11の剛性に対するリンク12の剛性の比である剛性比の変化に伴うゲイン余裕の変化が演算される。アクチュエータ11及びリンク12は、上記演算結果に基づいて剛性決定ステップS101cにての剛性が決定され、形状決定ステップS101dにて形状が決定され、形成ステップS102aにて形成され、組み立てステップS102bにて組み立てられる。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
航空機の舵面に又は当該舵面に取り付けられたホーンアーム部材に一端側が揺動自在に取り付けられて前記舵面を駆動するアクチュエータと当該アクチュエータに対して連結されるリンクとを製造する、アクチュエータ及びリンクの製造方法であって、 前記アクチュエータを構成する材料と前記リンクを構成する材料とを決定する、材料決定ステップと、 前記舵面の慣性質量、前記舵面の剛性、前記アクチュエータの剛性、及び前記リンクの剛性を各パラメータとして含むとともに当該各パラメータの関係を規定する演算モデルを用い、前記アクチュエータの剛性に対する前記リンクの剛性の比である剛性比の変化に伴うゲイン余裕の変化を演算する、演算ステップと、 前記演算ステップでの演算結果に基づいて、前記剛性比及び前記ゲイン余裕がそれぞれ所定の範囲に収まるように、前記アクチュエータ及び前記リンクの剛性を決定する、剛性決定ステップと、 前記アクチュエータ及び前記リンクの剛性が前記剛性決定ステップで決定された剛性に設定されるように、前記アクチュエータ及び前記リンクの形状を決定する、形状決定ステップと、 前記形状決定ステップで決定された形状となるように前記アクチュエータ及び前記リンクを形成する形成ステップと、 前記形成ステップで形成される前記アクチュエータ及び前記リンクを連結して組み立てる組み立てステップと、 を備え、 前記リンクは、前記舵面を回転自在に支持する支点軸に対して揺動自在に取り付けられるとともに、前記アクチュエータの他端側に対して揺動軸を介して揺動自在に取り付けられ、 前記材料決定ステップにおいて、前記アクチュエータを構成する材料と前記リンクを構成する材料とのうちの少なくともいずれかの材料に繊維強化プラスチックが含まれるように材料の決定が行われることを特徴とする、アクチュエータ及びリンクの製造方法。
IPC (1件):
B64C 13/40
FI (1件):
B64C13/40
引用特許:
審査官引用 (5件)
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