特許
J-GLOBAL ID:201103045279214207

杭穴根固め部のセメント量の推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鈴木 正次 ,  涌井 謙一 ,  山本 典弘 ,  鈴木 一永
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-153377
公開番号(公開出願番号):特開2011-220092
出願日: 2010年07月05日
公開日(公表日): 2011年11月04日
要約:
【課題】セメントの反応熱を比較することで、未固結試料のセメント量を簡易かつ比較的高い精度で推定する。【解決手段】地上1のプラント2で、設計した配合でセメントミルクを生成するプラント2を設けてある。地上1から掘削して杭穴4を形成すると、杭穴4の底部には泥土5が溜まる。プラント2のセメントミルク3の一部を採取して、原液試料3aとして温度を測定し、基準時刻t0からの時間を測定し、「時間-温度」のグラフを作成する。また、プラントのセメントミルクを、杭穴4の底部に注入して、ソイルセメント6を生成し、その一部を地上に取り出して未固結試料6aとする。未固結試料6aの温度を測定し、基準時刻t0からの時間を計測して、「時間-温度」のグラフを作成する。両試料の温度、温度変化、上昇傾向などを比較して、未固結試料6aのセメント量を推定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
地上のプラントでセメントミルクを生成し、該セメントミルクを掘削した杭穴内に注入し、前記杭穴内で残留している泥土と前記セメントミルクを混合してソイルセメントを生成して基礎杭を構成する工法において以下のようにして、ソイルセメントのセメント量を判定することを特徴とする杭穴根固め部のセメント量の推定方法。 (1) 前記プラントで、予め配合が分かっているセメントミルクを生成した際に採取したセメントミルクを「原液試料」として、プラントでセメントを投入した際の時刻を基準時刻とする。 (2)「原液試料」の温度を測定して、その時の基準時刻からの時間を計測し、時間-温度のグラフを作成する。 (2) 前記根固め部で生成したソイルセメントの一部を地上に取り出して、「未固結試料」とする。 (3) 前記「未固結試料」の温度を測定し、その時の基準時刻からの時間を計測し、時間-温度のグラフを作成する。 (4) 前記「未固結試料」の時間-温度のグラフと、「原液試料」の時間-温度グラフとの波形を比較し、かつ同時刻での温度の相違を比較することにより、「未固結試料」のセメント量を推定する。
IPC (1件):
E02D 5/50
FI (1件):
E02D5/50
Fターム (6件):
2D041AA03 ,  2D041BA12 ,  2D041DA12 ,  2D041DB00 ,  2D041FA02 ,  2D041FA04
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 杭穴掘削管理方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-007936   出願人:三谷セキサン株式会社
  • セメント類含有率測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-185762   出願人:運輸省港湾技術研究所長, 日本国土開発株式会社, 株式会社大林組, 東亜建設工業株式会社, 五洋建設株式会社, 東洋建設株式会社, ニッケン株式会社
  • 泥土のセメント含有量の推定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-246127   出願人:建設省土木研究所長, 社団法人日本建設業経営協会中央技術研究所
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審査官引用 (5件)
  • 杭穴掘削管理方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-007936   出願人:三谷セキサン株式会社
  • セメント類含有率測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-185762   出願人:運輸省港湾技術研究所長, 日本国土開発株式会社, 株式会社大林組, 東亜建設工業株式会社, 五洋建設株式会社, 東洋建設株式会社, ニッケン株式会社
  • 泥土のセメント含有量の推定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-246127   出願人:建設省土木研究所長, 社団法人日本建設業経営協会中央技術研究所
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