特許
J-GLOBAL ID:201003079210478061
杭穴充填物の採取方法、採取装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
鈴木 正次
, 涌井 謙一
, 山本 典弘
, 鈴木 一永
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-223740
公開番号(公開出願番号):特開2010-059619
出願日: 2008年09月01日
公開日(公表日): 2010年03月18日
要約:
【課題】深さ毎の杭穴充填物を容易かつ乱すことなく採取して、固化杭穴充填物の性状を把握できる。【解決手段】パイプ基材2、2、パイプ基材2a、2aを、逆止弁10を有する接続具6で連結して採取装置1とする(b)。逆止弁10は下方から上方に向けての流れを許容し、上方から下方の流れを遮断する。杭穴12内に、セメントミルクを注入して杭穴充填物(ソイルセメント)16を形成する(a)。杭穴充填物16が流動性を有する間に、採取装置1を杭穴12内に沈設する(b)。採取装置1を地上21に引き上げ、杭穴12内に既製杭17を沈設して、基礎杭20を構築する(c)。地上21において、各パイプ基材2、2a内の杭穴充填物16を固化させれば、その深さ位置に応じた固化杭穴充填物16aを得られるので、これを供試体として各種強度試験をする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
以下のようにすることを特徴とする杭穴充填物の採取方法。
(1) 杭穴の深さに応じた長さのパイプ基材内に1つ又は複数の逆止弁を配置して採取装置を構成する。前記逆止弁は下方から上方に向けての流れを許容し、上方から下方に向けての流れを遮断する。
(2) 杭穴内に杭穴充填物を充填し、該杭穴充填物が流動性を有する間に、前記杭穴上方から前記採取装置を挿入する。
(3) 前記杭穴充填物を前記採取装置の下端から取込み採取して、前記採取装置の先端が所定の深さに至ったならば、前記採取装置を地上に引き上げる。
(4)「前記採取装置内で前記杭穴充填物を固化させ固化した杭穴充填物を前記採取装置から取り出す。」または「前記採取装置から取り出して、前記杭穴充填物を固化させる。」
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (9件):
2D041AA01
, 2D041AA03
, 2D041BA12
, 2D041BA13
, 2D041CA03
, 2D041CB05
, 2D041DA01
, 2D041DA12
, 2D041DB03
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (7件)
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