特許
J-GLOBAL ID:201103054132394390

循環流動層式ガス化方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人山田特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-191039
公開番号(公開出願番号):特開2011-042726
出願日: 2009年08月20日
公開日(公表日): 2011年03月03日
要約:
【課題】原料の熱分解とガス化を分離して行うことができ、熱分解ガスによるガス化反応の阻害を防いで炭素転化率を向上し得、且つ燃焼排ガスの熱を有効活用し得る循環流動層式ガス化方法及び装置を提供する。【解決手段】媒体分離装置8で分離された流動媒体を熱分解炉15を経由してガス化炉2へ戻すと共に、原料を熱分解用熱交換器14で燃焼排ガスと熱交換させてタールを含む熱分解ガスを放出させつつ、不活性ガスにより流動層15aが形成されている熱分解炉15へ投入し更に熱分解させて熱分解ガスを発生させ、熱分解炉15で熱分解ガスが分離された原料を含む流動媒体をガス化炉2へ導入し、該ガス化炉2で原料のガス化のみを行わせ、流動媒体と可燃性固形分とを燃焼炉5へ導入する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ガス化炉でガス化剤を兼ねるガス化炉流動用ガスにより流動媒体の流動層を形成して原料のガス化を行いガス化ガスと可燃性固形分とを生成し、該ガス化炉で生成されたガス化ガスを取り出す一方、前記ガス化炉で生成された可燃性固形分を流動媒体と共にガス化炉から燃焼炉へ導入し且つ該燃焼炉で燃焼炉流動用ガスにより流動層を形成して前記可燃性固形分の燃焼を行いつつ該燃焼炉の燃焼排ガスから媒体分離装置で流動媒体を分離し該分離した流動媒体を前記ガス化炉に戻す循環流動層式ガス化方法において、 前記媒体分離装置で分離された流動媒体を熱分解炉を経由して前記ガス化炉へ戻すと共に、 前記原料を熱分解用熱交換器で前記燃焼排ガスと熱交換させてタールを含む熱分解ガスを放出させつつ、不活性ガスにより流動層が形成されている熱分解炉へ投入し更に熱分解させて熱分解ガスを発生させ、 前記熱分解炉で熱分解ガスが分離された原料を含む流動媒体を前記ガス化炉へ導入し、該ガス化炉で前記原料のガス化のみを行わせ、流動媒体と可燃性固形分とを前記燃焼炉へ導入することを特徴とする循環流動層式ガス化方法。
IPC (4件):
C10J 3/00 ,  C10J 3/46 ,  C10J 3/54 ,  B09B 3/00
FI (10件):
C10J3/00 K ,  C10J3/00 A ,  C10J3/46 B ,  C10J3/46 E ,  C10J3/54 B ,  C10J3/54 E ,  C10J3/46 H ,  C10J3/54 H ,  B09B3/00 302A ,  B09B3/00 302Z
Fターム (7件):
4D004AA02 ,  4D004AA07 ,  4D004BA03 ,  4D004CA24 ,  4D004CB01 ,  4D004CB31 ,  4D004CB50
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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