特許
J-GLOBAL ID:201103055730935695
元素分析用前処理装置及び元素分析装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
平山 一幸
, 篠田 哲也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-260095
公開番号(公開出願番号):特開2011-106873
出願日: 2009年11月13日
公開日(公表日): 2011年06月02日
要約:
【課題】空気の混入を無くし試料が超微量であっても元素分析装置における元素成分の分析においてバラツキが飛躍的に小さくなり、分析能力を向上させることができる元素分析用前処理装置を提供する。【解決手段】元素分析用前処理装置2は、試料保持部材11と、試料導入用開閉弁12と、酸化管13と、還元管14と、反応ガス供給手段15と、キャリアガス供給手段16と、反応ガスとキャリアガスとを択一に酸化管13に供給する切替弁17と、ガスクロマトグラフ3と、を有して構成されている。還元管14を通過した試料ガス中の水分(H2O)を除去する水分トラップ18を有し、この水分トラップ18を通過した試料ガスの混合ガス)をガスクロマトグラフ3で分離し分析装置5に送る。切替弁17はチャンバ19の内部に備えられ、チャンバ19は、パージガス供給手段22から供給される不活性ガス(He or Ar)をパージガスとして導入する。切替弁17からの空気の混入を遮断できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内部をパージガスでパージされた状態で試料を収容し上記試料を試料導入用開閉弁を通して供給する試料保持部材と、
上記試料導入用開閉弁に接続されていて、上記試料保持部材から供給された上記試料を燃焼させて試料ガスを生成し、さらに該試料ガスを酸化する酸化管と、
上記酸化管に接続されていて、上記試料ガスの中の窒素酸化物を窒素ガスに還元させる還元管と、
上記試料を燃焼させる反応ガスを供給する反応ガス供給手段と、
上記試料ガスを上記還元手段へ輸送するためのキャリアガスを供給するキャリアガス供給手段と、
上記反応ガスと上記キャリアガスとを択一に上記酸化管へ供給する切替弁と、
生成したガスを分離するガスクロマトグラフと、
を備えてなる、元素分析用前処理装置において、
上記切替弁は、弁筐がチャンバの内部に備えられかつ弁体を駆動するアクチュエータがチャンバの外部に備えられ、
上記チャンバは、上記キャリアガスとは別の不活性ガスであるヘリウムガス又はアルゴンガスをパージガスとして導入され、上記切替弁から上記酸化管へ択一に供給する上記反応ガス又は上記キャリアガス中への空気の混入を遮断するように構成された、ことを特徴とする元素分析用前処理装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N31/00 Y
, G01N31/12 A
Fターム (14件):
2G042AA01
, 2G042BA01
, 2G042BA05
, 2G042BD19
, 2G042CA10
, 2G042CB06
, 2G042DA03
, 2G042DA04
, 2G042EA20
, 2G042FA04
, 2G042FA08
, 2G042FA16
, 2G042FB01
, 2G042FB04
引用特許:
審査官引用 (5件)
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元素分析用前処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-246547
出願人:独立行政法人海洋研究開発機構, 国立大学法人京都大学
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自然発火性物質の取り扱い方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-073434
出願人:住友化学株式会社
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燃料電池発電装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-012871
出願人:株式会社東芝
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ガスクロマトグラフ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2008-326782
出願人:株式会社島津製作所
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特開平3-170838
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