特許
J-GLOBAL ID:201103058605450204

移動観測用レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田澤 博昭 ,  加藤 公延
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-003454
公開番号(公開出願番号):特開2000-206232
特許番号:特許第3789665号
出願日: 1999年01月08日
公開日(公表日): 2000年07月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】 移動プラットフォーム上に配設され、移動物体を検出する移動観測用レーダ装置において、 一定の周期毎のパルス波からなる観測信号を生成する送信機と、 上記観測信号を観測電波として放射するとともに、その散乱波をΣ成分とΔ成分とに分離して受信するモノパルス送受信アンテナと、 上記モノパルス送受信アンテナを移動プラットフォーム上に保持するアンテナ台と、 上記散乱波のΣ成分が入力され、これに応じたΣ受信信号を出力するΣ受信機と、 上記散乱波のΔ成分が入力され、これに応じたΔ受信信号を出力するΔ受信機と、 Δ受信信号の大きさを上記移動プラットフォームの移動速度に応じて変換する振幅調整回路と、 上記Σ受信信号と振幅変換後のΔ受信信号とを加算して加算信号を出力する加算信号生成回路と、 上記Σ受信信号から振幅変換後のΔ受信信号を減算して減算信号を出力する減算信号生成回路と、 上記減算信号をパルス波の周期の整数倍の時間分だけ遅延させる遅延回路と、 遅延後の減算信号と上記加算信号との差分演算を実行し、それにより得られる差分信号を移動物体の検出信号として出力する差分演算回路と、 上記アンテナ台を3軸方向に回転させて、上記移動プラットフォームの移動方向に対する観測方向の俯角に比べて、上記アンテナの指向方向に対する当該観測方向の俯角が小さくなるように上記アンテナ台の位置決め制御を行なう多軸制御手段とを備え 上記移動プラットフォームの移動方向とアンテナの指向方向を一致させた状態において、この移動方向およびモノパルス送受信アンテナの2つの受信口を含む平面を角度の基準平面とするとともに、上記移動方向に対する観測方向のスクイント角をθ、上記移動方向に対する当該観測方向の俯角をφとした場合に、 移動速度を下記式4の条件に設定し、 上記多軸制御手段は、アンテナの指向方向が当該スクイント角度および俯角となるように位置決め制御するとともに、上記2つの受信口の配列方向が下記式5を満たすひねり角ψとなるように位置決め制御を行なうことを特徴とする移動観測用レーダ装置。 u=B/(2PRI×n) ・・・式4 (但し、PRIはパルス波の周期、nは遅延回路における遅延倍数、Bは2つの送受信アンテナの位相中心同士の間隔。) ψ=arctan(tanφ/tanθ) ・・・式5
IPC (2件):
G01S 13/522 ( 200 6.01) ,  G01S 13/44 ( 200 6.01)
FI (2件):
G01S 13/522 ,  G01S 13/44
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る