特許
J-GLOBAL ID:201103059313957207

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伴 俊光
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-270410
公開番号(公開出願番号):特開2002-079827
特許番号:特許第4566370号
出願日: 2000年09月06日
公開日(公表日): 2002年03月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 空調ダクト内に設けられた室内熱交換器、空調ダクト外に設けられた室外熱交換器、エンジンにより駆動される可変容量型圧縮機を備えた冷凍回路と、前記室外熱交換器に対し冷却用空気流を発生させる冷却ファンおよび該冷却ファンを駆動するモータを有する車両用空調装置において、少なくとも、前記冷却用空気流の温度を検出する外気温度認識手段と、車両の走行車速を認識する車速認識手段を設けるとともに、各認識手段の認識値を参照して冷却ファンモータの制御量を算出する冷却ファンモータ制御量算出手段と、算出された制御量に応じて冷却ファンモータの駆動制御量を可変制御する冷却ファンモータ駆動制御手段を設け、かつ、前記圧縮機および冷却ファンモータを含む、空調装置用機器の合計消費動力Wを繰り返し算出する空調装置用機器消費動力算出手段を設け、前記冷却ファンモータ制御量算出手段は、まず冷却ファンモータ電圧の目標値Vpを算出し冷却ファンモータ電圧Vfが目標値Vpに近づくように操作した後、前記合計消費動力Wが減少するように、冷却ファンモータ電圧Vfをある電圧変化幅ΔVをもって減少又は増加する方向に繰り返し演算および制御し、合計消費動力Wが増加に転じたときには、電圧変化幅ΔVを半分にするとともに冷却ファンモータ電圧Vfの操作方向を増加又は減少する方向に反転させ、これら一連の演算および制御を繰り返し行い、さらに前記冷却ファンモータ制御量算出手段は、冷却ファンモータ電圧Vfの演算において、冷却ファンモータ電圧の変化幅ΔVおよび/または合計消費動力Wの前回値と今回値の差が所定値より小さくなったとき、または、前記ΔVおよび/または前記Wの差が所定値より小さい状態のまま一定時間経過したときに、予め記憶してある目標冷却ファンモータ電圧Vp式導出のための各パラメータ値であるデータの一部を更新し、前記更新後データから、最小二乗法により新たな目標冷却ファンモータ電圧Vpの算出式を導出し、現在の算出式を新たに算出した目標冷却ファンモータ電圧Vpの算出式に更新することを特徴とする車両用空調装置。
IPC (1件):
B60H 1/32 ( 200 6.01)
FI (2件):
B60H 1/32 626 E ,  B60H 1/32 624 Z
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (8件)
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