特許
J-GLOBAL ID:201103066051926972

駐車ブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-217236
公開番号(公開出願番号):特開2011-063170
出願日: 2009年09月18日
公開日(公表日): 2011年03月31日
要約:
【課題】より的確に摩擦材と被摩擦材との間のクリアランスを一定に保て、精度の良いリリース制御が行えるようにする。【解決手段】リリース制御時に、モータ電流IMOTORの変化に基づいてEPB2により発生させられるブレーキ力が0となるタイミングを検出すると共に、ブレーキ力0となってからモータ駆動を停止するまでの時間となる第2リリース制御時間KTR2をブレーキ力0となったときのモータ電流IMOTORの大きさに応じて設定する。このため、温度等に起因するモータ負荷の変動に対応して第2リリース駆動時間KTR2を設定することができる。したがって、モータ負荷に対応して、ブレーキパッドとブレーキディスクとの間のクリアランスを一定にすることが可能となる。これにより、より的確にブレーキパッドとブレーキディスクとの間のクリアランスを一定に保て、精度の良いリリース制御が行える。【選択図】図5
請求項(抜粋):
モータ(10)を正回転駆動することにより摩擦材(11)を車輪に取り付けられた被摩擦材(12)に向かう方向に移動させてパーキングブレーキによるブレーキ力を発生させたのち、前記モータ(10)の駆動を停止して前記ブレーキ力を保持するロック制御手段(140)と、 前記モータ(10)を逆回転駆動することにより前記摩擦材(11)を前記被摩擦材(12)から離れる方向に移動させて前記パーキングブレーキによるブレーキ力を低減させたのち、前記モータ(10)の駆動を停止して前記ブレーキ力を解除するリリース制御手段(170)とを備える駐車ブレーキ制御装置において、 前記リリース制御手段(170)は、前記モータ(10)の駆動時に流れるモータ電流(IMOTOR)を取得し、該取得した前記モータ電流(IMOTOR)の微分値の絶対値が閾値(KC)を超えているか否かを判定する判定手段(320、530)と、 前記判定手段(320、530)にて前記モータ電流(IMOTOR)の微分値の絶対値が閾値(KC)を超えていないと判定されると、当該判定されたときの前記モータ電流(IMOTOR)に基づいて、当該判定されたときから前記モータ(10)の駆動を停止するまでの時間であるリリース駆動時間(KTR2)を設定する駆動時間設定手段(330、560)と、 前記駆動時間設定手段(330、560)にて設定されたリリース駆動時間(KTR2)を計測し、前記判定手段(320、530)にて前記モータ電流(IMOTOR)の微分値の絶対値が閾値(KC)を超えていないと判定されたときから、前記リリース駆動時間(KTR2)が経過したときに前記モータ(10)の駆動を停止する駆動停止手段(340、360、570、590)と、を含んでいることを特徴とする駐車ブレーキ制御装置。
IPC (5件):
B60T 13/74 ,  F16D 65/18 ,  F16D 65/20 ,  F16D 65/66 ,  F16D 66/00
FI (6件):
B60T13/74 Z ,  F16D65/18 A ,  F16D65/18 D ,  F16D65/20 C ,  F16D65/66 ,  F16D66/00 Z
Fターム (25件):
3D048BB43 ,  3D048HH58 ,  3D048PP01 ,  3D048PP10 ,  3D048QQ11 ,  3D048RR29 ,  3J058AA43 ,  3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA63 ,  3J058AA69 ,  3J058AA73 ,  3J058AA77 ,  3J058AA78 ,  3J058AA83 ,  3J058AA87 ,  3J058BA16 ,  3J058CC03 ,  3J058CC15 ,  3J058CC35 ,  3J058CC62 ,  3J058DB21 ,  3J058DB29 ,  3J058FA06 ,  3J058FA07
引用特許:
審査官引用 (4件)
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