特許
J-GLOBAL ID:200903093951338110

駐車ブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-264478
公開番号(公開出願番号):特開2009-090854
出願日: 2007年10月10日
公開日(公表日): 2009年04月30日
要約:
【課題】ケーブルの伸びの影響等をよるブレーキの引き擦り感を防止できる駐車ブレーキ制御装置を提供する。【解決手段】リリース制御時にモータ電流(電流IMA)の微分値に基づいてEPBにより発生させたブレーキ力が解除されるタイミングを求め、そこからリリース制御終了のタイミングを求める。これにより、ケーブルの伸びに拘わらず、ブレーキ力が解除されたタイミングおよびリリース制御終了のタイミングを的確に判定できる。したがって、リリース不足によるブレーキの引き擦り感、つまりEPBによるロックを解除したのにも拘わらずブレーキ力が発生しているような感覚をドライバに与えることを防止できる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
電動モータ(15)を正回転駆動することによりケーブル(13)を引っ張り、該ケーブル(13)の張力により摩擦材(11)を車輪に取り付けられた被摩擦材(10)に向かう方向に移動させてパーキングブレーキによるブレーキ力を発生させたのち、前記電動モータ(15)の駆動を停止して前記ブレーキ力を保持するロック制御手段(150)と、 前記電動モータ(15)を逆回転駆動することにより前記ケーブル(13)を緩め、前記摩擦材(11)を前記被摩擦材(10)から離れる方向に移動させて前記パーキングブレーキによるブレーキ力を低減させたのち、前記電動モータの駆動を停止して前記ブレーキ力を解除するリリース制御手段(170)とを備える駐車ブレーキ制御装置において、 前記リリース制御手段(170)は、前記電動モータ(15)の駆動時に流れるモータ電流の電流値(IAM、IBM)を取得し、該取得した電流値の微分値が一定範囲(KDIREND)内に含まれる時間が所定時間(KTREND)継続したときに前記電動モータ(15)の駆動を停止することを特徴とする駐車ブレーキ制御装置。
IPC (2件):
B60T 13/74 ,  F16D 65/30
FI (2件):
B60T13/74 Z ,  F16D65/30 Z
Fターム (13件):
3D048BB00 ,  3D048CC49 ,  3D048HH18 ,  3D048HH51 ,  3D048QQ12 ,  3J058AA07 ,  3J058AA30 ,  3J058AA37 ,  3J058BA16 ,  3J058CC15 ,  3J058CC67 ,  3J058CC77 ,  3J058FA07
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (5件)
  • 電動式パーキングブレーキの作動方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-026905   出願人:日本ケーブル・システム株式会社
  • 電動ブレーキ制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-271139   出願人:曙ブレーキ工業株式会社
  • 車両用ブレーキ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-187407   出願人:住友電気工業株式会社
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