特許

J-GLOBAL ID：201103066060024680

脂質二重膜、それを形成するために用いられる自己支持性フィルム及びそれを具備するマイクロ流路デバイス

発明者： 川野 竜司 ,  大崎 寿久 ,  竹内 昌治
出願人/特許権者： 財団法人神奈川科学技術アカデミー
代理人 (1件)： 谷川 英次郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2010-012300
公開番号（公開出願番号）：特開2011-149868
出願日： 2010年01月22日
公開日（公表日）： 2011年08月04日
要約：

【課題】安定性が高くて破壊されにくい脂質二重膜を提供すること。【解決手段】自己支持性フィルムに透孔を形成し、次いでこの自己支持性フィルムに、物質を蒸着すると、透孔の内壁にも該物質が被着して透孔の孔径が縮小されることを見出した。この方法により形成した、孔径が1μm未満の透孔に脂質二重膜を形成すると、公知の脂質二重膜よりも安定に保持されることを実験的に確認した。すなわち、本発明の脂質二重膜は、孔径が1μm未満の透孔の内壁にその周縁部が接し、透孔を塞ぐものである。【選択図】図3

請求項（抜粋）：

孔径が1μm未満の透孔を有する自己支持性フィルム。

IPC (3件)：

G01N 27/416 ,  B01J 19/00 ,  G01N 37/00

FI (5件)：

G01N27/46 336B ,  B01J19/00 321 ,  B01J19/00 K ,  G01N37/00 101 ,  G01N27/46 336M

Fターム (16件)：

4G075AA25 ,  4G075AA39 ,  4G075AA56 ,  4G075BB04 ,  4G075DA02 ,  4G075DA18 ,  4G075EC09 ,  4G075EC21 ,  4G075EE12 ,  4G075EE21 ,  4G075FA02 ,  4G075FA12 ,  4G075FA20 ,  4G075FB11 ,  4G075FB12 ,  4G075FC01

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 基板の微小孔上の人工脂質膜の作製方法及びその人工脂質膜保持基板
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-309059   出願人：国立大学法人東京大学
• 人工脂質膜の形成方法とそのための脂質平面膜形成装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-329667   出願人：東京大学長
• イオンチャンネル記録並びに単分子検出及び解析のためのナノポア基盤
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2009-509733   出願人：ユニバーシティ・オブ・ユタ・リサーチ・ファウンデイション
• 多孔膜マイクロ構造デバイス及びその製造方法
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2006-547288   出願人：コーニング・インコーポレーテッド

引用文献：

審査官引用 (2件)

• Nanoscale Resolution, Multicomponent Biomolecular Arrays Generated By Aligned Printing With Parylene
• Sequential Parylene Lift-off Process for Selective Patterning of Biological Materials