特許
J-GLOBAL ID:201103067505787871

内燃機関の燃料噴射量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大庭 咲夫 ,  加藤 慎治
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-386198
公開番号(公開出願番号):特開2003-184613
特許番号:特許第3985516号
出願日: 2001年12月19日
公開日(公表日): 2003年07月03日
請求項(抜粋):
【請求項1】 指示に応じて燃料噴射を行う燃料噴射手段を備えた内燃機関の燃料噴射量制御装置において、 現時点より先の時点における前記内燃機関の運転状態量を予測する運転状態量予測手段と、 現時点より前の時点における前記内燃機関の実際の運転状態量を取得する運転状態量取得手段と、 特定の気筒の今回の吸気行程に対する吸気弁閉弁時より前の第1所定時点にて同気筒の今回の吸気行程での吸気弁閉弁時の吸入空気量である予測吸入空気量を前記運転状態量予測手段により予測された同第1所定時点より先の時点における運転状態量と前記内燃機関の吸気系における空気の挙動をモデル化した空気モデルとに基づいて算出する予測吸入空気量算出手段と、 前記第1所定時点より後の時点であって前記気筒の今回の吸気行程に対する吸気弁閉弁時より前の第2所定時点にて前記予測吸入空気量に基づいて前記気筒の今回の吸気行程で同気筒に必要とされる燃料量である予測必要燃料量を算出するとともに、前記内燃機関の吸気系への燃料付着挙動を表す燃料挙動モデルの逆モデルにて使用する付着率と残留率を前記予測吸入空気量に基いて決定し、同決定した付着率と残留率を使用した同逆モデルを使用することにより、同気筒の今回の吸気行程に対し噴射すべき仮の噴射量である補正前燃料噴射量の燃料のうち同気筒の今回の吸気行程において同気筒に吸入される燃料量と同気筒の前回の吸気行程後であって今回の吸気行程前における予測された燃料付着量である予測燃料付着量の燃料のうち同気筒の今回の吸気行程において同気筒に吸入される燃料量との和が、前記算出された予測必要燃料量と等しくなるように同補正前燃料噴射量を算出する補正前燃料噴射量算出手段と、 前記第2所定時点より前の第3所定時点にて、前記燃料挙動モデルにて使用する付着率と残留率を前記気筒の前回の吸気行程に対する予測吸入空気量に基いて決定し、同決定した付着率と残留率を使用した同燃料挙動モデルと、同気筒の前々回の吸気行程後であって前回の吸気行程前における予測燃料付着量と、同気筒の前回の吸気行程に対する補正前燃料噴射量とに基づいて、同気筒の前回の吸気行程後であって今回の吸気行程前における前記予測燃料付着量を算出する予測燃料付着量算出手段と、 前記気筒の前回の吸気行程に対する吸気弁閉弁時より後の時点であって同気筒の今回の吸気行程に対する吸気弁閉弁時より前の第4所定時点にて、同気筒の前回の吸気行程に対する吸気弁閉弁時の実際の吸入空気量である実吸入空気量を前記運転状態取得手段により取得された実際の運転状態量と前記空気モデルとに基づいて算出する実吸入空気量算出手段と、 前記第4所定時点より後の時点であって前記気筒の今回の吸気行程に対する吸気弁閉弁時より前の第5所定時点にて、前記燃料挙動モデルにて使用する付着率と残留率を同気筒の前回の吸気行程に対する吸気弁閉弁時の実吸入空気量に基いて決定し、同決定した付着率と残留率を使用した同燃料挙動モデルと、同気筒の前回の吸気行程に対し実際に噴射された燃料噴射量と、同気筒の前々回の吸気行程後であって前回の吸気行程前における実際の燃料付着量である実燃料付着量とに基づいて、同気筒の前回の吸気行程後であって今回の吸気行程前における実燃料付着量を算出する実燃料付着量算出手段と、 前記第3所定時点、及び前記第5所定時点より後の時点であって前記気筒の今回の吸気行程に対する吸気弁閉弁時より前の第6所定時点にて、前記予測燃料付着量算出手段により算出された同気筒の前回の吸気行程後であって今回の吸気行程前における予測燃料付着量と、前記実燃料付着量算出手段により算出された同気筒の前回の吸気行程後であって今回の吸気行程前における実燃料付着量とに基づいて燃料フィードバック補正量を算出する燃料フィードバック補正量算出手段と、 前記第2所定時点、及び前記第6所定時点より後の時点であって前記気筒の今回の吸気行程に対する吸気弁閉弁時より前の第7所定時点にて、前記算出された同気筒の今回の吸気行程に対し噴射すべき補正前燃料噴射量を前記算出された燃料フィードバック補正量で補正することにより前記燃料噴射手段から前記気筒の今回の吸気行程に対し噴射する正規の燃料噴射量を算出する正規燃料噴射量算出手段と、 前記第7所定時点より後の時点であって前記気筒の今回の吸気行程に対する吸気弁閉弁時より前の第8所定時点にて前記燃料噴射手段に対し前記算出された正規の燃料噴射量の燃料を噴射するように指示を与える燃料噴射指示手段と、 を備えた内燃機関の燃料噴射量制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/14 ( 200 6.01) ,  F02D 45/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
F02D 41/14 330 A ,  F02D 45/00 364 N ,  F02D 45/00 366 E
引用特許:
審査官引用 (3件)

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