特許
J-GLOBAL ID:201103069087449134

正極活物質及び該活物質を用いたリチウム二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 安部 誠 ,  大井 道子 ,  手島 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-222701
公開番号(公開出願番号):特開2011-096655
出願日: 2010年09月30日
公開日(公表日): 2011年05月12日
要約:
【課題】正極活物質のLiと水系溶媒との反応を抑制し、優れた電池特性を有するリチウム二次電池および該電池の製造に好適な正極活物質を提供する。【解決手段】本発明によると、リチウム二次電池の正極活物質層を形成するための、水系溶媒と正極活物質とを含む水系ペーストの調製に用いられる正極活物質が提供される。該正極活物質は、少なくともLiとNiとを構成金属元素とする複合酸化物により構成され、その表面の少なくとも一部は水溶性Li化合物で被覆されている。上記水溶性Li化合物の被覆量は、中和滴定法に基づく該化合物中のLiのモル数mLiと前記複合酸化物を構成するLi以外の全金属元素の合計モル数Mallとの比(mLi/Mall)が0.018〜0.032になるように規定されている。【選択図】図4
請求項(抜粋):
リチウム二次電池の正極活物質層を形成するための水系溶媒と正極活物質とを含む水系ペーストを調製するのに用いられる該水系ペースト調製用の正極活物質であって、 該正極活物質は、少なくともリチウムとニッケルを構成金属元素とする複合酸化物により構成されており、 該複合酸化物の表面の少なくとも一部は水溶性リチウム化合物で被覆されており、 ここで前記水溶性リチウム化合物の被覆量は、中和滴定法に基づく該化合物中のリチウムのモル数mLiおよび前記複合酸化物を構成するリチウム以外の全ての金属元素の合計モル数Mallに基づいて下記式(a): A=mLi/Mall (a); により表されるリチウムのモル比(A)が0.018〜0.032になるように規定されていることを特徴とする、水系ペースト調製用正極活物質。
IPC (5件):
H01M 4/525 ,  H01M 4/505 ,  H01M 4/139 ,  H01M 4/131 ,  H01M 4/36
FI (5件):
H01M4/52 102 ,  H01M4/50 102 ,  H01M4/02 109 ,  H01M4/02 102 ,  H01M4/36 C
Fターム (19件):
5H050AA02 ,  5H050AA06 ,  5H050AA07 ,  5H050AA12 ,  5H050AA19 ,  5H050BA17 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB07 ,  5H050CB08 ,  5H050EA12 ,  5H050FA05 ,  5H050FA17 ,  5H050FA18 ,  5H050GA02 ,  5H050GA10 ,  5H050GA22 ,  5H050HA02 ,  5H050HA13
引用特許:
審査官引用 (5件)
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