特許
J-GLOBAL ID:201103072431237487

超音波探傷方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 波多野 久 ,  関口 俊三
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-012477
公開番号(公開出願番号):特開2002-214204
特許番号:特許第4564183号
出願日: 2001年01月19日
公開日(公表日): 2002年07月31日
請求項(抜粋):
【請求項1】 過去の運転履歴を基に溶接構造物の検査対象部分を選定する工程と、 溶接部材料、開先形状、溶接条件を基に、予めデータベースに格納しておいた探傷条件を選定する工程と、 選定された探傷条件を基に、検査対象部分を複数個の振動子を備えたアレイ型超音波探触子を用いた電子走査により探傷し、検出された超音波波形データを収録する工程と、 収録した波形データを基に画像処理し、画像処理結果を検査対象物の形状に重ね合わせ、エコー振幅値の大きさに対応させたカラー階調表示を行う工程と、 収録した波形データを超音波受信用振動子群毎の位置に合わせて演算し、前記溶接構造物の検査対象部分で検出した超音波波形データを基に欠陥情報を解析する工程と、 前記カラー階調を行う工程結果と前記欠陥情報を解析する工程結果とに基づいて欠陥の有無を判定する工程と、 前記画像処理結果および解析結果を表示する工程とを備え、 前記探傷条件を選定する工程は、前記アレイ型超音波探触子を検査対象物の表面側の予め定められた位置に設置し、前記アレイ型超音波探触子の中から超音波送受信用振動子群を選定し、前記超音波送受信用振動子群の送受信角度を同一に設定して前記検査対象物の底面側の表層部を伝播するように設定する工程であり、 前記超音波波形データを収録する工程は、前記アレイ型超音波探触子の送信用振動子群をリニア走査させて探傷する工程であり、 前記欠陥情報を解析する工程は、前記超音波受信用振動子群を用いて送信用角度と同一条件で受信したときに検出した欠陥からの反射波形に基づいて超音波ビーム路程、エコー振幅値、エコー振幅値分布を求め、求めた振幅値分布に、予め実験により探傷条件毎に既知の深さの欠陥の探傷を行い前記超音波受信用振動子群の中心位置とエコー振幅値との関係をデータベース化しておいた欠陥深さ測定基準線を当てはめて欠陥の深さを求め、求めた前記超音波送受信用振動子群からの前記欠陥からの反射波形の超音波ビーム路程と送受信角度とに基づいて欠陥位置を求める工程であることを特徴とする超音波探傷方法。
IPC (1件):
G01N 29/04 ( 200 6.01)
FI (1件):
G01N 29/08 505
引用特許:
出願人引用 (14件)
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審査官引用 (17件)
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引用文献:
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