特許
J-GLOBAL ID:201103075298148998

アルミニウム合金ブレージングシート及びアルミニウム合金ブレージングシートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 満
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-002231
公開番号(公開出願番号):特開2011-140696
出願日: 2010年01月07日
公開日(公表日): 2011年07月21日
要約:
【課題】Zn添加を行わずに高い耐食性を有すると共に外部ろう付け性の機能を備えたアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。【解決手段】ブレージングシート10は、心材11がSiを0.10〜0.90mass%、Feを0.10〜0.60mass%、Cuを0.20〜0.80mass%、Mnを0.6〜1.8mass%、Tiを0.05〜0.20mass%含有し、残部がAl及び不可避不純物からなり、ろう材12が、Siを5.0〜12.0mass%、Feを0.20〜0.50mass%、Naを0.005〜0.10mass%含有し、残部がAl及び不可避不純物からなり、597〜615°Cで1〜4min加熱されると、ろう材の厚さの0.5〜3倍の厚さのエロージョン部を形成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
アルミニウム合金からなる心材と、前記心材の少なくとも一方の面にアルミニウム合金からなるろう材と、を備えるアルミニウム合金ブレージングシートにおいて、 前記心材がSiを0.10〜0.90mass%、Feを0.10〜0.60mass%、Cuを0.20〜0.80mass%、Mnを0.6〜1.8mass%、Tiを0.05〜0.20mass%含有し、残部がAl及び不可避不純物からなり、 前記ろう材がSiを5.0〜12.0mass%、Feを0.20〜0.50mass%、Naを0.005〜0.10mass%含有し、残部がAl及び不可避不純物からなり、 597〜615°Cで1〜4min加熱されると、前記アルミニウム合金ブレージングシートのシートの表面には、Si固溶体を主体とする再凝固組織とSi固溶体を主体とする共晶組織とで構成されるエロージョン部が形成され、前記エロージョン部は、前記ろう材の厚さの0.5〜3倍の厚さで形成される ことを特徴とするアルミニウム合金ブレージングシート。
IPC (4件):
C22C 21/00 ,  B23K 35/22 ,  C22F 1/04 ,  B23K 35/28
FI (6件):
C22C21/00 E ,  C22C21/00 J ,  C22C21/00 D ,  B23K35/22 310E ,  C22F1/04 Z ,  B23K35/28 310B
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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