特許
J-GLOBAL ID:201103076239898840

電子機器、電気自動車及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山田 卓二 ,  田中 光雄 ,  川端 純市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-000038
公開番号(公開出願番号):特開2011-115598
出願日: 2011年01月04日
公開日(公表日): 2011年06月16日
要約:
【課題】基幹脳活性化効果を導くことのできる振動の詳細な構造上の特徴を明確にしてハイパーソニック・エフェクトを導くことができる振動を発生するための装置等を提供する。【解決手段】振動発生装置は、可聴周波数範囲の振動成分である可聴域成分と、上記可聴周波数範囲をこえ所定の最大周波数までの範囲内の超高周波成分とを有し、所定の第1の性質と所定の第2の性質とのうち少なくともいずれかの性質で表される自己相関秩序を有する振動又は振動信号を発生する手段を備え、上記振動又は上記振動信号から発生させた実際の振動を人間に印加することにより、当該人間の脳幹・視床・視床下部を含む脳の基幹的機能を担う部位である基幹脳及び当該基幹脳を拠点に脳内に投射する基幹脳ネットワークからなる基幹脳ネットワーク系を活性化する基幹脳活性化効果を導く。振動発生装置を備えた電子機器や電気自動車等を提供する。【選択図】図61
請求項(抜粋):
所定の信号を出力する電子機器において、 振動発生装置を備え、上記振動発生装置は、 可聴周波数範囲の振動成分である可聴域成分と、上記可聴周波数範囲をこえ所定の最大周波数までの範囲内の超高周波成分とを有し、第1の性質と第2の性質とのうち少なくともいずれかの性質で表される自己相関秩序を有する振動又は振動信号を発生する手段を備え、上記振動又は上記振動信号から発生させた実際の振動を人間に印加することにより、当該人間の脳幹・視床・視床下部を含む脳の基幹的機能を担う部位である基幹脳及び当該基幹脳を拠点に脳内に投射する基幹脳ネットワークからなる基幹脳ネットワーク系活性化効果を導くことができることを特徴とする振動発生装置であって、 (1)上記第1の性質は、上記可聴周波数範囲をこえる成分についての、時間、周波数及びパワーの三次元パワースペクトルアレイの形状が自己相似性をもった複雑さであるフラクタル性を有するものであって、 ボックスカウンティング法を用いて上記三次元パワースペクトルアレイの曲面のフラクタル次元を計算するときに当該曲面を覆うための必要最低限の基準ボックス数の対数を基準ボックスの一辺の長さの対数に対してプロットしたときの隣接する2点を連結する直線の傾きを逆符号にした値であり、当該形状の自己相似性を表す値であるフラクタル次元局所指数が、上記基準ボックスの一辺の長さを正規化して定義される時間周波数構造指標が2-1〜2-5の範囲において、2.2以上2.8以下の値を有し、上記時間周波数構造指標が2-1〜2-5の範囲で変化したときに上記フラクタル次元局所指数の変動幅が0.4以内であり、 (2)上記第2の性質は、上記振動信号の時系列が、完全に予測可能で規則的なものと、完全に予測不可能でランダムなものとを除き、上記振動信号の時系列の予測可能性又は不規則性の度合いが時間とともに変化するものであって、 時系列データの不規則性を表す情報エントロピー密度が-5以上0未満の範囲内の値を有し、上記情報エントロピー密度の分散であって時間変化度合を表すエントロピー変動指標(Entropy Variation Index;EV-index)が51.2秒間において0.001以上の値を有することを特徴とする電子機器。
IPC (2件):
A61M 21/02 ,  G10K 15/04
FI (2件):
A61M21/00 320 ,  G10K15/04 302M
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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