特許
J-GLOBAL ID:201103076339452660

硫化水素含有ガスの洗浄方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 特許業務法人樹之下知的財産事務所 ,  木下 實三 ,  中山 寛二 ,  石崎 剛 ,  片岡 誠
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-145918
公開番号(公開出願番号):特開2001-321630
特許番号:特許第4431251号
出願日: 2000年05月18日
公開日(公表日): 2001年11月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】 硫化水素含有ガスのアルカノールアミン水溶液による洗浄法において用いられたアルカノールアミン水溶液をアミン再生塔において加熱して硫化水素を脱離させ、さらにアニオン交換樹脂塔においてアニオン交換樹脂と接触処理した後に該洗浄に用いることを特徴とする硫化水素含有ガスの洗浄方法であって、 前記洗浄方法において、アルカノールアミン水溶液のアルカノールアミン濃度は10〜50質量%の範囲とし、硫化水素含有ガスとアルカノールアミン水溶液との接触時の温度は40〜85°Cの範囲とし、 前記アミン再生塔の塔底温度を100〜150°Cの範囲とし、 前記接触処理において、前記アミン再生塔において硫化水素を脱離させたアルカノールアミン水溶液を30〜50°Cの温度範囲内に調節した後にアニオン交換樹脂塔内のアニオン交換樹脂と1段階で接触させ、 前記アニオン交換樹脂への前記不純物成分の吸着量が前記アニオン交換樹脂の陰イオンの吸着能力の50〜90%に相当する吸着量に達した際は、前記アニオン交換樹脂による接触処理系をアルカノールアミン水溶液による洗浄系から切り離し、前記接触処理系に残留するアルカノールアミン水溶液を抜き出して回収し、水酸化ナトリウムの濃度1〜20質量%の水溶液を前記アニオン交換樹脂充填塔に導入して前記アニオン交換樹脂と接触させ、純水または凝縮水により前記接触処理系内の水がpH11となるまで水洗した後に、前記接触処理系を前記洗浄系に再び接続する ことを特徴とする硫化水素含有ガスの洗浄方法。
IPC (4件):
B01D 53/14 ( 200 6.01) ,  B08B 3/08 ( 200 6.01) ,  C10G 70/06 ( 200 6.01) ,  C10L 3/10 ( 200 6.01)
FI (4件):
B01D 53/14 103 ,  B08B 3/08 Z ,  C10G 70/06 ,  C10L 3/00 B
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (2件)

前のページに戻る