特許
J-GLOBAL ID:201103079807494723

気象レーダ信号処理装置及びそのグランドクラッタ除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (18件): 蔵田 昌俊 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  福原 淑弘 ,  峰 隆司 ,  白根 俊郎 ,  村松 貞男 ,  野河 信久 ,  幸長 保次郎 ,  河野 直樹 ,  砂川 克 ,  勝村 紘 ,  佐藤 立志 ,  岡田 貴志 ,  堀内 美保子 ,  竹内 将訓 ,  市原 卓三 ,  山下 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-082879
公開番号(公開出願番号):特開2011-214972
出願日: 2010年03月31日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】MTI処理後のグランドクラッタの消え残りと気象エコーとを高精度に区別する。【解決手段】MTI処理A1により、目標反射波受信信号のIQデータからグランドクラッタ成分を除去することで気象エコー成分を抽出する。続いて、スペクトル評価処理A2により、気象エコー成分から順次正規化したパルスペア合成ベクトルを求め、そのパルスペア合成ベクトルの総和の絶対値からスペクトルの平坦さを評価する評価指標を算出し、この評価指標に基づいてグランドクラッタの除去と気象エコーの保持を行う。最終的に、ノイズ除去処理A3により、処理A2の評価指標に対する振幅成分の電力値に対する閾値処理を行って孤立点を除去することでノイズを除去する。このようにしてスペクトルの平坦さを評価し、この評価指標に対する閾値処理によりグランドクラッタ除去を行う。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
一定周期で繰り返し得られるレーダパルス反射波の受信信号のIQデータから地形エコーによるグランドクラッタ成分を演算し除去することで気象エコー成分のIQデータを抽出するMTI処理手段と、 前記MTI処理手段で繰り返し得られる気象エコー成分の時系列IQデータから相互間のベクトル成分を求め、そのベクトル成分の総和の絶対値からスペクトルの平坦さを評価する評価指標を求めるスペクトル評価処理手段と、 前記スペクトル評価処理手段で得られた評価指標に基づいて前記MTI処理手段で得られた気象エコー成分のIQデータから前記グランドクラッタ成分の消え残りを判別し削除するグランドクラッタ除去手段と を具備することを特徴とする気象レーダ信号処理装置。
IPC (2件):
G01S 13/95 ,  G01W 1/14
FI (2件):
G01S13/95 ,  G01W1/14 E
Fターム (10件):
5J070AB01 ,  5J070AC01 ,  5J070AC06 ,  5J070AE12 ,  5J070AH04 ,  5J070AH35 ,  5J070AK16 ,  5J070AK22 ,  5J070BA01 ,  5J070BA09
引用特許:
審査官引用 (9件)
全件表示
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 第9章 気象レーダ

前のページに戻る