特許
J-GLOBAL ID:201103080728771256

絶縁計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 堀 城之 ,  前島 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-292636
公開番号(公開出願番号):特開2011-102788
出願日: 2009年12月24日
公開日(公表日): 2011年05月26日
要約:
【課題】フライングキャパシタ方式の絶縁計測装置にあって、検出精度を確保しつつ計測時間を短縮する技術を提供する。【解決手段】キャパシタC1に設定された電圧を計測するために、判定制御部30は、第1及び第2のスイッチSW1、SW2をオフして第3及び第4のスイッチSW3、SW4をオンする。さらに、判定制御部30は、AD読み込みスイッチSWaを非常に短い時間だけオンする。そして、AD読み込みスイッチSWaがオフとなると、AD読み込み用キャパシタCaの電位はホールドされ、判定制御部30は、AD読み込みスイッチSWaがオフとなっている所定期間に入力ポートADに入力される電位を読み込む。このとき第3及び第4のスイッチSW3、SW4はオンのままでキャパシタC1の電荷は徐々に放電される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
電源電圧と、正極側地絡抵抗電圧と、負極側地絡抵抗電圧とが設定されるフライングキャパシタを用いて絶縁状態を計測する絶縁計測装置であって、 前記フライングキャパシタである第1のキャパシタを備える計測回路と、 前記第1のキャパシタに設定された電圧を読み込み絶縁状態を判定するとともに、前記電源電圧と、前記正極側地絡抵抗電圧と、前記負極側地絡抵抗電圧とを前記第1のキャパシタに設定するときの経路構成を制御する制御手段と、 前記計測回路と前記制御手段との経路の間に設けられ、前記計測回路と前記制御手段との経路を遮断するスイッチ手段と、 前記スイッチ手段と前記制御手段との間の経路と、接地との間に設けられた第2のキャパシタとを備え、 前記制御手段は、前記第1のキャパシタに設定された電圧を読み込むときに、前記スイッチ手段を瞬間だけオンして前記第2のキャパシタに対して前記第1のキャパシタに設定された電圧に対応した電圧を設定したあとに、前記スイッチ手段をオフとして前記第2のキャパシタに設定された電圧を読み込むとともに、前記第1のキャパシタに設定された電圧に対応した電荷を放電するように前記計測回路の経路構成を制御し、 前記計測回路において、前記第1のキャパシタの電荷を放電するように制御された経路の抵抗値が、前記電圧の読み込み期間において前記第1のキャパシタに設定された電圧に対応した電荷が放電可能に設定されていることを特徴とする絶縁計測装置。
IPC (2件):
G01R 31/02 ,  G01R 27/18
FI (2件):
G01R31/02 ,  G01R27/18
Fターム (16件):
2G014AA17 ,  2G014AB24 ,  2G014AB61 ,  2G014AC18 ,  2G014AC19 ,  2G028AA05 ,  2G028CG03 ,  2G028DH01 ,  2G028DH03 ,  2G028FK01 ,  2G028FK09 ,  2G028GL07 ,  2G028GL09 ,  2G028LR06 ,  2G028MS01 ,  2G028MS05
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 非接地電源の絶縁検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-333934   出願人:矢崎総業株式会社
  • 絶縁検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-369054   出願人:矢崎総業株式会社
  • 電圧検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-160321   出願人:矢崎総業株式会社, 本田技研工業株式会社

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