特許
J-GLOBAL ID:201103082022343629

光伝送システムおよび光伝送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-146056
公開番号(公開出願番号):特開2011-004207
出願日: 2009年06月19日
公開日(公表日): 2011年01月06日
要約:
【課題】多値変調方式の光信号を送受信する光伝送システムについて、受信データに発生するビットの論理反転および入れ替わりを早期に検出して確実に補償する。【解決手段】光伝送システムは、OTUkフレームのデータ列を複数の論理レーンに並び替えてフレーム分割すると共に、OTUkフレームのデータ列の先頭が配置される論理レーンを識別可能にするレーンIDをOTUkフレームのFASの一部に挿入し、フレーム分割後のデータ列を多重化したデータ信号に従って多値変調した光信号を伝送路に送信する。そして、受信データに含まれるレーンIDを識別し、該識別結果に基づいて、受信データに発生したビットの反転およびレーンの入れ替わりを検出して補償する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
1シンボル時間に多ビットの情報を伝送可能な多値変調方式の光信号を伝送路に送信する送信ユニットと、前記伝送路を伝搬した前記光信号を受信処理する受信ユニットと、を備えた光伝送システムであって、 前記送信ユニットは、 所定のフレームに格納されたデータ列を、複数の論理レーンに並び替えてフレーム分割すると共に、前記フレームのデータ列の先頭が前記フレーム分割後に前記複数の論理レーンのうちのいずれの論理レーンに配置されるかを識別可能にするレーンIDを、前記フレームのオーバーヘッド部内の非スクランブル領域に挿入するフレーム分割手段と、 前記フレーム分割手段で複数の論理レーンに並び替えられたデータ列を前記多値変調方式に応じて多重化し、該多重化したデータ信号に従って光を変調して前記多値変調方式の光信号を生成して前記伝送路に送信する光送信手段と、を備え、 前記受信ユニットは、 前記伝送路を伝搬した前記光信号を受信して電気信号に変換し、該電気信号の復号処理を行って受信データを再生した後、該受信データのビット列を前記複数の論理レーンと同数の物理レーンに分割する光受信手段と、 前記光受信手段で分割された前記各物理レーンのデータ列に含まれる前記レーンIDをそれぞれ識別し、該識別結果に基づいて、前記物理レーン毎にビットの反転およびレーンの入れ替わりを検出して前記各物理レーンのデータ列が前記各論理レーンのデータ列と同じ状態になるように補償し、該補償後の各論理レーンのデータ列を並べ替えて前記フレームを再生すると共に、前記レーンIDを前記非スクランブル領域から取り除くフレーム再生手段と、を備えたことを特徴とする光伝送システム。
IPC (5件):
H04B 10/04 ,  H04B 10/06 ,  H04B 10/142 ,  H04B 10/152 ,  H04J 11/00
FI (2件):
H04B9/00 L ,  H04J11/00 B
Fターム (11件):
5K022DD03 ,  5K022DD12 ,  5K022DD19 ,  5K022DD21 ,  5K022DD31 ,  5K102AA01 ,  5K102AD15 ,  5K102AH24 ,  5K102KA01 ,  5K102KA39 ,  5K102RD04
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る