特許
J-GLOBAL ID:201103082161572489

音響信号符号化装置、復号化装置、これらの方法、及びプログラム記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-035420
公開番号(公開出願番号):特開2000-235400
特許番号:特許第3490324号
出願日: 1999年02月15日
公開日(公表日): 2000年08月29日
請求項(抜粋):
【請求項1】 適応符号帳と固定符号帳の少くとも一方からフレーム単位で符号ベクトルを選択し、ゲイン符号帳から選択されたゲインを前記選択された符号ベクトルに乗算して駆動音源ベクトルを生成し、前記駆動音源ベクトルで合成フィルタを駆動して音響信号を出力する音響信号復号化装置において、当該フレームが背景雑音区間であるか否かを示す情報を受信する手段と、背景雑音区間であるフレームにおいて前記合成フィルタからの出力信号パワーの長時間平均値を表すパワーレベルを計算する手段と、背景雑音区間であるフレームにおいて前記合成フィルタのフィルタ係数よりスペクトルの長時間平均を表す平均スペクトルを計算する手段と、白色雑音で駆動され、前記平均スペクトルがフィルタ係数として与えられる第2合成フィルタと、前記第2合成フィルタで生成された信号を、前記計算されたパワーレベルに基づいて振幅調整して背景雑音の定常成分信号を生成する手段と、前記定常成分信号を、当該フレームが背景雑音区間であるか否かに関わらず前記合成フィルタからの出力信号に加算して再生音響信号を出力する手段と、当該フレームが背景雑音区間又は子音区間であるか否かを示す情報を受信する手段と、当該フレームの前記駆動音源ベクトルのパワーを測定する手段と、前記測定したパワーと、前記背景雑音区間又は子音区間であるか否かを示す情報に基づいて第1及び第2の重みを決定する手段と、前記第1の重みを白色雑音に乗算して背景雑音の変動成分信号を生成する手段と、前記第2の重みを前記駆動音源ベクトルに乗算する手段と、背景雑音区間又は子音区間であるフレームにおいて、前記変動成分信号を前記第2の重みが乗算された駆動音源ベクトルに加算する手段と、を有し、前記変動成分信号のパワーと、前記第2の重みが乗算された駆動音源ベクトルのパワーとの和が前記測定したパワーと等しくなるように前記第1及び第2の重みが決定されていることを特徴とする音響信号復号化装置。
IPC (2件):
G10L 19/12 ,  H04B 14/04
FI (2件):
H04B 14/04 Z ,  G10L 9/14 S
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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