特許
J-GLOBAL ID:201103085362724120

円筒ころ軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-258355
公開番号(公開出願番号):特開2001-082464
特許番号:特許第3289711号
出願日: 1999年09月13日
公開日(公表日): 2001年03月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 外周面に円筒形の内輪軌道を有する内輪と、内周面に円筒形の外輪軌道を有する外輪と、上記内輪軌道と外輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の円筒ころと、上記内輪軌道と外輪軌道とのうちの一方の軌道の両側に、これら各円筒ころの長さ寸法よりも僅かに大きな間隔をあけて設けられた1対の鍔とを備え、上記外輪を静止させ、上記内輪を回転させる状態で使用される円筒ころ軸受に於いて、上記各円筒ころの自転軸X回りの慣性モーメントをIX とし、これら各円筒ころの中心点でこれら各円筒ころの自転軸Xに対し直交するZ軸回りの慣性モーメントをIZ とし、これら各円筒ころの公転角速度をωC とし、これら各円筒ころの自転角速度をωB とし、これら各円筒ころのスキュー角をψとし、これら各円筒ころが1回自転する間のスキュー角の変動を△ψとし、これら各円筒ころの動的不釣り合いにより発生する、これら各円筒ころの中心点でこれら各円筒ころの自転軸に対し直交する軸回りのモーメントをIU とした場合に、S=IX ・ωC ・ωB ・ sinψ-(IX -IZ )・ωC2・ sinψ・ cosψで表されるジャイロモーメントSを、U=IU ・ωB2で表される、各円筒ころの動的不釣り合いにより発生する、上記Z軸回りのモーメントの最大値Uと、C=IZ ・△ψ・ωB2で表される、各円筒ころがスキューする事によりこれら各円筒ころの端面と上記各鍔の内側面とが摺接しつつこれら各円筒ころが自転する場合に、これら各円筒ころのスキュー角の変動に伴って発生するモーメントの最大値Cとの和以上とすると共に、上記各円筒ころがスキューしてこれら各円筒ころの端面と上記各鍔の内側面とが摺接した状態で、上記各モーメントS、U、Cに基づいて摺接点でこれら各円筒ころの端面と上記各鍔の内側面とを互いに押し付け合う方向に作用する力Qと、上記摺接点での滑り速度Vとの積Q・Vを、60kgf・m/s 以下とした事を特徴とする円筒ころ軸受。
IPC (2件):
F16C 19/26 ,  F16C 33/58
FI (2件):
F16C 19/26 ,  F16C 33/58
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭59-106719
  • 円筒ころ軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-178520   出願人:日本精工株式会社
  • 玉軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-346012   出願人:エヌティエヌ株式会社
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