特許
J-GLOBAL ID:201103088140551978

固体酸化物形燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 北村 修一郎 ,  東 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-082984
公開番号(公開出願番号):特開2011-216308
出願日: 2010年03月31日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】システム構成が複雑にならず、且つ、水素含有ガスがシステム外部に漏れ出す可能性を低くできる固体酸化物形燃料電池システムを提供する。【解決手段】固体酸化物形燃料電池システムSが、原燃料供給路10を通して供給される原燃料の脱硫処理を行う脱硫器2と、原燃料の水蒸気改質を行って水素含有ガスを生成する改質器4と、発電反応を行う燃料電池セル部6と、燃料電池セル部6からのアノード排ガスを燃焼させる燃焼器7と、水素含有ガスの一部を原燃料供給路10に流入させるリサイクルガス供給路13の途中に設けられて、内部を通過する水素含有ガスの圧力を低下させる減圧手段14と、を断熱槽1の内部に備え、原燃料は断熱槽1の外部の原燃料供給路10の途中に設けられる昇圧手段11によって昇圧された上で脱硫器2に供給され、リサイクルガス供給路13は昇圧手段11の上流側の原燃料供給路10に接続される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内部を気密状態に保つことができる断熱槽を備え、 前記断熱槽の外部から原燃料供給路を通して供給される炭化水素を含む原燃料の脱硫処理を行う脱硫器と、 水蒸気の存在下で脱硫処理後の前記原燃料の水蒸気改質を行って、水素を主成分とする水素含有ガスを生成する改質器と、 前記改質器から水素含有ガス供給路を通して供給される前記水素含有ガスをアノードで用い、前記断熱槽の内部に供給される酸素をカソードで用いて発電反応を行う燃料電池セル部と、 前記アノードから排出されるアノード排ガスを燃焼させて、前記断熱槽の内部に燃焼熱を放出する燃焼器と、 前記水素含有ガス供給路の途中と前記原燃料供給路の途中とを接続して前記改質器で生成された前記水素含有ガスの一部を前記原燃料供給路に流入させるリサイクルガス供給路の途中に設けられて、当該リサイクルガス供給路の内部を通過する前記水素含有ガスの圧力を低下させる減圧手段と、を前記断熱槽の内部に備え、 前記原燃料は前記断熱槽の外部の前記原燃料供給路の途中に設けられる昇圧手段によって昇圧された上で前記脱硫器に供給され、 前記リサイクルガス供給路は前記昇圧手段の上流側の昇圧前原燃料が流れる前記原燃料供給路に接続される固体酸化物形燃料電池システム。
IPC (4件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/12 ,  H01M 8/06 ,  H01M 8/24
FI (9件):
H01M8/04 Z ,  H01M8/12 ,  H01M8/06 G ,  H01M8/06 B ,  H01M8/04 J ,  H01M8/06 W ,  H01M8/24 Z ,  H01M8/04 T ,  H01M8/24 E
Fターム (8件):
5H026AA06 ,  5H026CX10 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027BA09 ,  5H027BA16 ,  5H027DD05 ,  5H027MM01
引用特許:
審査官引用 (3件)

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