特許
J-GLOBAL ID:201103091328496576

木造軸組建築物における耐力壁構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-097351
公開番号(公開出願番号):特開2011-226166
出願日: 2010年04月20日
公開日(公表日): 2011年11月10日
要約:
【課題】現場施工の施工性を大きく向上させる真壁方式の耐力壁構造を提供する。【解決手段】下部横架材3と柱4、4と上部横架材5とで囲まれる矩形状の軸組開口6に耐力壁パネル2を取り付ける。耐力壁パネル2は下枠材11と上枠材12と縦枠材13、13とで矩形状をなし中枠材14を有する矩形枠体15に面材16を貼り付けてなる。下部横架材3の上面に床合板7の端縁部を載せ釘打ちして固定し、耐力壁パネル2を、床合板7の端縁部に載る態様で軸組開口6に嵌め込み、矩形枠体15の枠材11、12、13をそれぞれ軸組材3、5、4に枠材内面側から釘打ちして接合する。下枠材11は床合板7を介して下部横架材3に釘打ちする。現場施工が大幅に少なく済み、施工性が向上する。床合板7の端縁部が下部横架材上に固定されているので、床組の構造が単純化され、施工性が向上する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
下部横架材とこの下部横架材に間隔をあけて立てた左右の柱と柱上部で柱間に横架させた上部横架材とで囲まれる矩形状の軸組開口に真壁方式の耐力壁パネルを取り付けてなる木造軸組建築物における耐力壁構造であって、 前記耐力壁パネルは、下枠材と上枠材と左右の縦枠材とで矩形状をなすとともに左右の縦枠材の中間に縦枠材と平行な1本又は複数本の中枠材を設けた矩形枠体の少なくとも片側面に矩形状の構造用合板からなる面材を釘打ちして貼り付けた構造であり、下部横架材の上面に構造用合板からなる床合板の端縁部を載せ釘打ちして固定し、前記耐力壁パネルを、下部横架材に固定した前記床合板の端縁部に載る態様で前記矩形状の軸組開口に嵌め込み、前記矩形枠体の上枠材及び左右の縦枠材をそれぞれ上部横架材及び左右の柱に枠材内面側から釘打ちして接合し、かつ、下枠材を前記床合板を介して下部横架材に枠材内面側から釘打ちして接合したことを特徴とする木造軸組建築物における耐力壁構造。
IPC (1件):
E04B 2/56
FI (7件):
E04B2/56 622H ,  E04B2/56 604F ,  E04B2/56 605E ,  E04B2/56 611C ,  E04B2/56 632B ,  E04B2/56 632C ,  E04B2/56 632H
Fターム (8件):
2E002FA03 ,  2E002FB07 ,  2E002FB16 ,  2E002HA02 ,  2E002HB01 ,  2E002JA01 ,  2E002JA02 ,  2E002JA03
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る