特許
J-GLOBAL ID:201103094505832572

動力伝達機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 良之 ,  須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-146082
公開番号(公開出願番号):特開2011-002044
出願日: 2009年06月19日
公開日(公表日): 2011年01月06日
要約:
【課題】第1及び第2回転体の回転差を吸収する弾性体における疲労を抑制する。【解決手段】切換部10は、プーリ2に取り付けられた質量体11、質量体11におけるハブ3に当接する面に形成された摩擦部材12、及び、質量体11を付勢するバネを含む。従動軸103の回転速度が所定速度以下の場合、質量体11はバネの付勢力により摩擦部材12を介してハブ3に当接し、面間に生ずる摩擦力によってプーリ2及びハブ3の相対回転が不能(ロック状態)となる。このときコイルバネ4による回転差の吸収はほとんど行われない。従動軸103の回転速度が所定速度を超えた場合、遠心力によって、質量体11がバネの付勢力を抗して変位してハブ3から離隔し、プーリ2及びハブ3の相対回転が可能(アンロック状態)となる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
駆動装置の回転軸に一体回転可能に取り付けられた第1回転体と、 前記第1回転体と一体回転及び相対回転可能な第2回転体と、 前記第1及び第2回転体の間に配置され、前記第1及び第2回転体が相対回転する際にこれらの回転差を吸収する弾性体と、 前記第1及び第2回転体の一方に一体回転可能に取り付けられた質量体、及び、前記質量体を前記第1及び第2回転体の他方に当接する方向に付勢する付勢部材を有すると共に、前記回転軸の回転数が所定回転数以下の場合、前記付勢部材の付勢力によって前記質量体が前記他方と当接することにより、当該当接した面間に生ずる摩擦力によって、前記第1及び第2回転体の相対回転を不能にし、前記回転軸の回転数が所定回転数を超えた場合、前記回転軸の回転により生じる遠心力によって前記質量体が前記付勢部材の付勢力に抗して変位して前記他方から離隔することにより、前記弾性体を介した前記第1及び第2回転体の相対回転を可能にする切換部と を備えたことを特徴とする動力伝達機構。
IPC (3件):
F16D 43/18 ,  F16H 55/36 ,  F16F 15/12
FI (3件):
F16D43/18 ,  F16H55/36 H ,  F16F15/12 S
Fターム (12件):
3J031AA03 ,  3J031BA03 ,  3J031BA07 ,  3J031BC02 ,  3J031BC07 ,  3J031CA03 ,  3J068AA02 ,  3J068AA05 ,  3J068BA14 ,  3J068CA02 ,  3J068CB03 ,  3J068GA07
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • エンジンのバランサ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-239702   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • ダンパ付きプーリ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-201044   出願人:三ツ星ベルト株式会社
  • プーリユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-094979   出願人:株式会社ジェイテクト
審査官引用 (3件)
  • エンジンのバランサ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-239702   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • ダンパ付きプーリ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-201044   出願人:三ツ星ベルト株式会社
  • プーリユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-094979   出願人:株式会社ジェイテクト

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