特許
J-GLOBAL ID:201103095652792272

可変長パケットの送信装置、受信装置及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 花村 泰伸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-257851
公開番号(公開出願番号):特開2011-103568
出願日: 2009年11月11日
公開日(公表日): 2011年05月26日
要約:
【課題】送信装置から受信装置へ可変長パケットを送信する際に、可変長パケット毎の伝送遅延の揺らぎを抑制する。【解決手段】送信装置1は、受信側のクロックを送信側のクロックに同期させるために必要なクロック情報を含むIPパケットに対し、優先用入力バッファ11-1において遅延量を算出し、TLVパケットにカプセル化し、スロットに格納してフレームを構成し、変調信号を受信装置2へ送信する。受信装置2は、送信装置1から変調信号を受信し、フレームを構成するスロットを生成し、IPパケットにデカプセル化し、パケット振り分け部22においてクロック情報を含むIPパケットを振り分け、優先用出力バッファ24-1において遅延量に基づいて滞留設定時間を算出し、滞留設定時間分遅延させた後出力する。これにより、IPパケット毎の伝送遅延の揺らぎを一定にすることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
クロック情報を含む可変長パケットを入力してバッファに格納し、前記バッファから可変長パケットを読み出して出力し、前記出力した可変長パケットに対し、伝送路符号化処理及び変調処理を行い、変調信号を送信する送信装置と、 前記変調信号を受信して復調処理及び伝送路復号処理を行い、スロットから可変長パケットを取り出し、可変長パケットに含まれるクロック情報に基づいてクロックを調整する受信装置と、を含む伝送システムにおける前記送信装置であって、 受信装置へ送信される可変長パケットを入力し、クロック情報を含む可変長パケットとクロック情報を含まない可変長パケットとに振り分けるパケット振り分け部と、 前記パケット振り分け部により振り分けられたクロック情報を含む可変長パケットを入力し、前記クロック情報を含む可変長パケットを記憶部に格納し、所定のタイミングにて前記記憶部からクロック情報を含む可変長パケットを読み出して出力し、前記クロック情報を含む可変長パケットを入力してから出力するまでの間の時間を遅延量として算出する第1の入力バッファと、 前記パケット振り分け部により振り分けられたクロック情報を含まない可変長パケットを入力し、前記クロック情報を含まない可変長パケットを記憶部に格納し、所定のタイミングにて前記記憶部から前記クロック情報を含まない可変長パケットを読み出して出力する第2の入力バッファと、を備え、 前記第1の入力バッファ及び前記第2の入力バッファにより出力された可変長パケット、及び前記第1の入力バッファにより算出された遅延量に対し、伝送路符号化処理及び変調処理を行い、変調信号を前記受信装置へ送信し、前記変調信号を受信した受信装置に、前記遅延量に基づいて、前記クロック情報を含む可変長パケットの出力タイミングを遅延させる、ことを特徴とする送信装置。
IPC (2件):
H04L 7/00 ,  H04L 13/08
FI (2件):
H04L7/00 Z ,  H04L13/08
Fターム (10件):
5K034HH21 ,  5K034MM22 ,  5K034PP05 ,  5K034QQ07 ,  5K034QQ08 ,  5K047AA06 ,  5K047AA18 ,  5K047GG13 ,  5K047GG16 ,  5K047KK02
引用特許:
審査官引用 (5件)
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