特許
J-GLOBAL ID:201103098263723914
ハロゲン化銀カラー写真感光材料および画像形成方法
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
中島 淳
, 加藤 和詳
, 西元 勝一
, 福田 浩志
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-296318
公開番号(公開出願番号):特開2003-107639
特許番号:特許第4315623号
出願日: 2001年09月27日
公開日(公表日): 2003年04月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 反射支持体上にイエロー発色感光性ハロゲン化銀乳剤層、マゼンタ発色感光性ハロゲン化銀乳剤層及びシアン発色感光性ハロゲン化銀乳剤層の各層を少なくとも一層ずつ有し、かつ、感光性のない非発色性の親水性コロイド層を少なくとも一層含有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、
下記現像処理工程Aにて現像処理した場合に、発色現像処理後の未露光部における、波長λnmでの反射濃度A(λ)が、450nmで0.07以下、550nmで0.09以下、かつ650nmで0.07以下であり、更に少なくとも一種の下記一般式(I)で表される分光増感色素を含有し、
該ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層に含有するハロゲン化銀乳剤は、{100}面を持つ立方体であって、沃化物イオンの導入がハロゲン化銀粒子体積の70%より外側から開始され、ハロゲン化銀粒子体積の98%より内側で終了させることにより形成され、沃素化物イオンがハロゲン化銀粒子表面で濃度が極大であり、内側に向かって沃化物イオン濃度が減衰している沃化銀含有相を有するハロゲン化銀粒子を含有し、かつ5員環もしくは6員環の複素環化合物を配位子として有するイリジウムイオン、[IrCl5(H2O)]2-、[IrCl5(H2O)]-、[IrCl4(H2O)2]-、[IrCl4(H2O)2]0、[IrCl3(H2O)3]0、[IrCl3(H2O)3]+、[IrBr5(H2O)]2-、[IrBr5(H2O)]-、[IrBr4(H2O)2]-、[IrBr4(H2O)2]0、[IrBr3(H2O)3]0、または[IrBr3(H2O)3]+を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【化1】
一般式(I)
〔一般式(I)中、V1 およびV2はそれぞれ独立に一価の置換基を表す。但し、V1およびV2は芳香族基や隣接する二つ以上で互いに結合して芳香環や脂環による縮合環を形成することはなく、また、V1とV2のうち、少なくとも一つは臭素原子であることはない。l1およびl2はそれぞれ独立に0、1、2、3又は4を表す。Lはメチン基を表す。R1およびR2はそれぞれ独立にアルキル基を表す。M1は電荷均衡対イオンを表し、m1は分子内の電荷を中和させるために必要な0以上の数を表す。〕
現像処理工程A
<処理工程><温度><時間><補充量>*)
・発色現像 38.5°C 45秒 45mL
・漂白定着 38.0°C 45秒 35mL
・リンス(1) 38.0°C 20秒 -
・リンス(2) 38.0°C 20秒 -
・リンス(3) 38.0°C 20秒 -
・リンス(4) 38.0°C 20秒 121mL
・乾燥 80.0°C 38秒
(注*)感光材料1m2あたりの補充量
各処理液の組成は以下の通りである。
[発色現像液] 〔タンク液〕 〔補充液〕
・水 800mL 800mL
・蛍光増白剤(FL-1) 2.2g 5.2g
・蛍光増白剤(FL-2) 0.35g 1.85g
・トリイソプロパノールアミン 8.8g 8.8g
・ポリエチレングリコール平均分子量300 10.0g 10.0g
・エチレンジアミン4酢酸 4.0g 4.0g
・亜硫酸ナトリウム 0.10g 0.20g
・塩化カリウム 10.0g -
・4,5-ジヒドロキシベンゼン-1,3-ジスルホン酸ナトリウム
0.50g 0.50g
・ジナトリウム-N,N-ビス(スルホナートエチル)ヒドロキシルアミン
8.5g 4.0g
・4-アミノ-3-メチル-N-エチル-N-(β-メタンスルホンアミドエチ
ル)アニリン・3/2硫酸塩・モノハイドレード 4.8g 14.0g
・炭酸カリウム 26.3g 26.3g
・水を加えて全量 1000mL 1000mL
・pH(25°C、硫酸とKOHで調整) 10.15 12.50
[漂白定着液] [タンク液] [補充液]
・水 800mL 800mL
・チオ硫酸アンモニウム(750g/mL) 107mL 214mL
・m-カルボキシベンゼンスルフィン酸 8.3g 16.5g
・エチレンジアミン4酢酸鉄(III)アンモニウム 47.0g 94.0g
・エチレンジアミン4酢酸 1.4g 2.8g
・硝酸(67%) 16.5g 33.0g
・イミダゾール 14.6g 29.2g
・亜硫酸アンモニウム 16.0g 32.0g
・メタ重亜硫酸カリウム 23.1g 46.2g
・水を加えて全量 1000mL 1000mL
・pH(25°C、硝酸とアンモニア水で調整) 6.5 6.5
[リンス液] [タンク液] [補充液]
・塩素化イソシアヌール酸ナトリウム 0.02g 0.02g
・脱イオン水(電導度5μS/cm以下) 1000mL 1000mL
・pH(25°C) 6.5 6.5
IPC (7件):
G03C 7/20 ( 200 6.01)
, G03C 1/14 ( 200 6.01)
, G03C 1/16 ( 200 6.01)
, G03C 1/09 ( 200 6.01)
, G03C 1/035 ( 200 6.01)
, G03C 7/00 ( 200 6.01)
, G03C 7/407 ( 200 6.01)
FI (8件):
G03C 7/20
, G03C 1/14
, G03C 1/16
, G03C 1/09
, G03C 1/035 B
, G03C 1/035 G
, G03C 7/00 520
, G03C 7/407
引用特許:
出願人引用 (6件)
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ネガ型反射性ベース写真要素
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-131533
出願人:イーストマンコダックカンパニー
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画像形成要素
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-321268
出願人:イーストマンコダックカンパニー
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特開平4-037848
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審査官引用 (11件)
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ネガ型反射性ベース写真要素
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-131533
出願人:イーストマンコダックカンパニー
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特開平4-037848
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画像形成要素
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-321268
出願人:イーストマンコダックカンパニー
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