特許
J-GLOBAL ID:201103098661323403

アンモニア含有廃水の生物学的窒素処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 亀谷 美明 ,  金本 哲男 ,  萩原 康司 ,  松本 一騎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-052714
公開番号(公開出願番号):特開2011-206765
出願日: 2011年03月10日
公開日(公表日): 2011年10月20日
要約:
【課題】アンモニアを含有する廃水の生物学的処理において、アンモニア性窒素の酸化制御を行い、亜硝酸性窒素を安定して維持することにより、効率的な生物学的窒素処理方法を提供する。【解決手段】廃水の生物学的窒素処理方法では、好気槽1と脱窒槽2からなる廃水中の生物学的窒素処理プロセスにおいて、フェノールを含む溶液5を阻害物質として、好気槽の上流部に添加し、好気槽における亜硝酸酸化を抑制させる。これにより、亜硝酸性窒素を安定して維持することが可能となり、効率的な生物学的窒素処理方法を実現する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
好気槽と脱窒槽からなるアンモニア含有廃水の生物学的窒素処理プロセスにおいて、フェノールを生物の活性阻害物質として好気槽の上流部に添加する方法であって、 前記好気槽中に存在するアンモニア酸化細菌と亜硝酸酸化細菌の両方の活性を阻害させた後、活性阻害が生じた後の前記アンモニア酸化細菌と亜硝酸酸化細菌との間の活性回復速度の差を利用して、前記好気槽内において前記アンモニア酸化細菌の活性を回復させ、かつ、前記亜硝酸酸化細菌の活性が阻害されたままとなるように、前記フェノールを前記好気槽に対して添加することを特徴とする、アンモニア含有廃水の生物学的窒素処理方法。
IPC (1件):
C02F 3/34
FI (1件):
C02F3/34 101C
Fターム (7件):
4D040BB05 ,  4D040BB12 ,  4D040BB22 ,  4D040BB42 ,  4D040BB57 ,  4D040BB82 ,  4D040BB91
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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