特許
J-GLOBAL ID:201103099326004731

既存建築物の耐震補強方法及び耐震補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 佐野 静夫 ,  渋谷 和俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-193042
公開番号(公開出願番号):特開2011-043013
出願日: 2009年08月24日
公開日(公表日): 2011年03月03日
要約:
【課題】施工が簡易な既存建築物の耐震補強構造を提供する。【解決手段】床上鋼板と、前記床上鋼板に対応する床下鋼板(9A、9B)と、柱1を所定の隙間をあけた状態で囲むように配置される中間バンド(11A、11B)と、梁2と柱1との接合部周辺に配置される梁用補強部材(13)と、柱1を所定の隙間をあけた状態で囲むように配置される柱下バンド(16A、16B)と、前記中間バンドと前記柱下バントとの間に、柱1を囲むように配置される柱用補強部材(18、19)とを備え、柱1、梁2、及び床3と、前記床上鋼板、前記床下鋼板、前記中間バンド、前記梁用補強部材、前記柱下バンド、及び前記柱用補強部材とが、前記床上鋼板の充填材注入口から注入される充填材によって接着されている既存建築物の耐震補強構造。【選択図】図8
請求項(抜粋):
床の柱周辺の所定位置に充填材注入用貫通孔をあけ、前記床の上面の前記柱周辺の所定領域を斫り、前記充填材注入用貫通孔に対応する充填材注入口が設けられている床上鋼板を前記床の上面の斫った領域に配置する工程と、 前記床の下面から垂直下方向に所定の間隔離れた位置に前記床上鋼板に対応する床下鋼板を配置する工程と、 前記床を支持する梁の下面から垂直下方向に所定の間隔離れた位置で前記柱を所定の隙間をあけた状態で囲む中間バンドを配置する工程と、 梁用補強部材を前記梁と前記柱との接合部周辺に配置する工程と、 柱下バンドの下面が前記床よりも1階下の床の上面の斫った領域に配置される他の床上鋼板の上面に接した位置又は柱下バンドの下面が前記床よりも1階下の床の上面の斫った領域に配置される他の床上鋼板の上面から所定の間隔離れた位置で前記柱を所定の隙間をあけた状態で囲む前記柱下バンドを配置する工程と、 前記中間バンドと前記柱下バントとの間に、前記柱を囲む柱用補強部材を配置する工程と、 配置が完了した後に、充填材を前記充填材注入口から注入する工程を備えることを特徴とする既存建築物の耐震補強方法。
IPC (1件):
E04G 23/02
FI (1件):
E04G23/02 D
Fターム (3件):
2E176AA01 ,  2E176AA04 ,  2E176BB28
引用特許:
出願人引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る