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J-GLOBAL ID：201202207225075361   整理番号：12A1110482

電車線路設備耐震設計に関する運動解析(その1)

Dynamic Analyses for Earthquake Resistant Design of Overhead Contact System (1st Report)

著者 (2件)： 網干光雄 (鉄道総合技術研) ,  近藤優一 (鉄道総合技術研)
資料名： 電気学会リニアドライブ研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： LD-12  号： 23-36  ページ： 49-54  発行年： 2012年07月19日 
JST資料番号： L0071A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 解析モデルや詳細解析法を用いて,電車線柱(以下,電柱)に関する電車線路設備耐震設計指針(以下,「耐震設計指針」)で用いられる簡易モデルの妥当性を検証した。耐震設計指針は,電気技術者が設計を簡便におこなえるようにするため,簡易モデルによる解析法に基づいている。一方,近年,地震時の電車線路設備の挙動をより正確に把握できる詳細解析法が開発され,要因分析等に用いられている。耐震設計指針においては,電柱を1質点モデルとして水平応答加速度を算出しているが,本研究では,この方法で算出した場合と梁モデルから算出した場合との差異を検証した。また,電車線路の三次元運動シミュレーションを実施して算出した曲げモーメントと,同一条件において耐震設計指針に基づいて算出した曲げモーメントとを比較してそれらの差異を検証した。一連の検討から得られた様々な知見を提示した。

シソーラス用語： 集電装置 ,  鉄道線路 ,  *耐震設計 ,  *電柱 ,  電車線 ,  指針
準シソーラス用語： 集電 ,  設計指針

分類 (1件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

引用文献 (6件)：

• (1)社団法人日本鉄道電気技術協会:「電車線路設備耐震設計指針(案)・同解説,およびその適用例」,(1997-3)
• (2)鉄道総研鉄道技術推進センター:「電車線路設備耐震設計に関する調査・研究」,(2007-3)
• (3)網干光雄,大浦泰:「地震時における電車線路の運動シミュレーション手法」,平成20年電気学会産業応用部門大会,(2008-8)
• (4)網干光雄,清水政利,加藤尚,毛利哲,小田桐史明,佐藤孝一,林屋均:「新幹線電車線路設備の地震時動的シミュレーションによる被害状況の考察」,電気学会交通・電気鉄道研究会資料,TER-12-011,pp,19~24,(2012-5)
• (5)網干光雄,甘利智,畠山孝昭:「電車線柱および基礎の振動特性」,電気学会交通・電気鉄道研究会資料,TER-11-003,pp,11~16,(2011-2)

タイトルに関連する用語 (5件)： 電車 ,  線路 ,  設備 ,  耐震設計 ,  運動解析